まずは2017年に起こることを整理したいと思います。 2017年は様々な技術のインフラ整備が行われます。その中でも第5世代移動通信システム(5G)の実証実験が始まります。5Gは今のPCやスマートフォン等に使われている4Gの次の規格です。
IAB(Internet Architecture Board)は、7日にIPv4を前提とした標準の開発を行わないことを求める声明を発表しました。 IAB Statement on IPv6 声明によると、IPv4アドレス在庫は既に枯渇し、IPv4とIPv6によるデュアルスタック環境やIPv6のみによるネットワーク構築が急速に増つつあり、その傾向は今後も続くとあります。 そのため、今後、IETFではIPv6を前提とした標準化を進め、新しいプロトコルなどでIPv4との後方互換を求めない方針を声明で伝えています。 今後、IETFで標準化されるプロトコルは、IPv4に依存せずにIPv6のみで運用可能であることが求められます。さらに、RFCなどの文書で示される例も、IPv4ではなくIPv6で記述することを求めています。 IPv4とIPv6のデュアルスタックや、移行技術(共存技術)などによって、IP
イーサネットの世界的なコンソーシアム「Ethernet Alliance(イーサネットアライアンス)」が、次世代の有線LAN規格「IEEE 802.3bz」の規格化を完了しました。802.3bzによって、すでに普及している有線LANケーブルのままで最大5Gb/sでのインターネット通信が可能となります。 802.3bz http://standards.ieee.org/findstds/standard/802.3bz-2016.html イーサネット・アライアンスがIEEE 802.3bzの規格化完了を称賛 | Business Wire http://www.businesswire.com/news/home/20160929005602/ja/ Here comes 5Gbps networking over standard cables | Ars Technica UK ht
日本を含むアジアとアメリカ西海岸の約9000kmを結ぶ秒速60テラビット超爆速光ファイバー海底ケーブル「FASTER」が2015年に敷設されていましたが、GoogleがさらにこのFASTERケーブルを日本-台湾間で開通させ、Googleのサービスをもっと素早く快適に使えるようになったことが発表されました。 Google Asia Pacific Blog: Making Google a little bit FASTER across Asia https://asia.googleblog.com/2016/09/making-google-little-bit-faster-across.html 日本とアメリカを結ぶ世界最速の光ファイバー海底ケーブル「FASTER」は敷設から約1年を経た2016年6月に開通し、太平洋をまたぐ高速インターネット通信を支える大きな存在の1つとなっていま
2016年8月22日頃から、日本の複数サイトで接続し難い、あるいは出来ないといった事象が確認されています。ここでは関連情報をまとめます。 サーバー(Webサイト)への接続等で障害発生しているサービス、サイト 各サイトのTwitter等での発表をまとめると次の通り。 障害発生元 発生原因(運営元発表抜粋) さくらインターネット DoS攻撃、あるいは攻撃と思われる 技術評論社 サーバへのDoS攻撃が検知されたことを受け,サービスが提供できない状態 スラド DDoS攻撃の影響 はてな さくらインターネットDNSサーバー障害に起因 したらば掲示板 ネットワーク障害 ふたば★ちゃんねる サーバ会社よりDoS攻撃との報告 小説家になろう 上位回線の管理会社よりDos攻撃を受けているとの連絡 OSDN DDoS 攻撃の影響 Feeder 全サーバがDDoS攻撃を受けており、サービスをご提供できない状態
本日からリオオリンピックが開催されました! その南米初のオリンピックの様子を写真で伝える役割を負うオリンピック公式イメージサプライヤーであるGetty Imagesであることをお伝えしましたが、何と彼らは撮影してから2分後に世界に配信する体制を整えているということです。 popphoto.comが開催前7年前からの準備作業、そして現場のワークフローについてGetty imagesの副社長Ken Mainardis氏が説明した記事を伝えています。 When a Getty images photographer shoots a picture at the Olympic Games, it’s often available to customers amazingly quickly—within a couple of minutes. Via : How Getty’s Olymp
ケーブルネットワークは「DOCSIS」と呼ばれる同軸ケーブルを使った規格で提供されています。そんなDOCSISを応用して、上り・下りともに10Gbpsの爆速通信を実現する新技術「Full Duplex DOCSIS(全二重通信DOCSIS)」がCableLabsから発表されました。 CableLabs » Full Duplex DOCSIS® 3.1 Technology: Raising the Ante with Symmetric Gigabit Service http://www.cablelabs.com/full-duplex-docsis-3-1-technology-raising-the-ante-with-symmetric-gigabit-service/ Full Duplex DOCSIS® 3.1 Technology - YouTube 同軸ケーブルを使っ
Facebookのビジネスモデルは世界中の人がSNSを利用することで収益が上がる構造であるため、世界中の人がインターネットを使える環境作りこそが、ビジネスを拡大する有効な先行投資となり得ます。Facebookは誰もが高速のインターネット通信を利用できるようにするために、都会向けの60GHzのノード型モバイル通信システム「Terragraph」と、ネットインフラが整わない郊外向けの複数アンテナ型MIMO通信システム「Project ARIES」を発表しています。 Introducing Facebook's new terrestrial connectivity systems — Terragraph and Project ARIES | Engineering Blog | Facebook Code https://code.facebook.com/posts/107268004
同期処理が失敗した原因は、4台をつなぐスイッチの不具合。具体的には、スイッチが故障状態であるにもかからず、故障を知らせる「故障シグナル」を発信しなかった。国内線システムは故障シグナルを検知するとスイッチを予備機に切り替えるが、今回はその機能そのものを作動できなかった。 スイッチは完全に停止したわけではなく、「不安定ながらも動作していたようだ」(同)。そのため、DBサーバー間の同期は順次失敗し、停止していったと見られる。 ANA広報によると、スイッチは米シスコシステムズ製「Catalyst 4948E」という。「2010年6月の発売開始以降、世界で4万3000台、うち日本で8700台を販売しているが、今回の不具合は初めての事象と聞いている」(ANA広報)。なぜ「故障シグナル」が発信できなかったかは分かっていない。 1台での縮退運転を決断 4台の完全停止から37分後、ANAは1台のDBサーバー
インターネットイニシアティブ(IIJ)と日立金属は2016年1月12日、企業ネットワーク領域へのSDN(ソフトウエアデファインドネットワーク)の適用で技術協力すると発表した。IIJのSDNと日立金属のスイッチ機器「APRESIA」の接続検証を進め、これらを組み合わせたサービス商材を開発する。IIJでは、同社が手がけるSDN構築のSIサービスにおいて、動作検証済みのAPRESIAを積極的に利用する。 両社は、IIJが開発したSDN機能と、SDNに対応したスイッチ機器であるAPRESIAを組み合わせることによって、SDNを適用した企業ネットワークを容易に構築できるようにする。SDN機能を提供するIIJの商材は大きく二つある。SDNコントローラーソフトの「OmniWarp」と、SDNソフトやNFV(仮想マシン型のネットワーク機器)を利用して企業ネットワークをクラウドサービス型で提供する「IIJ
2015 - 12 - 22 実は格安SIMのMVNOは大手キャリアではなくMVNEが卸した回線を再販している 最近、格安SIMや格安スマホがブームだ。色々なMVNO(Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体通信事業者)の会社が登場して様々な料金プランやサービスを提供するようになった。 でも、格安SIMをどのMVNOにするかを決めるときに、料金プランやサービスや通信速度などが比較されることが多いけれど、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler 移動体仮想サービス提供事業者)の視点で比較しているサイトは少ない。 MVNEってなに? そもそもMVNEという言葉自体、初めて耳にする人が多いだろう。 MVNOは大手通信キャリア(ドコモやauなど)の回線の一部を間借りすることによってサービスを提供している。 しかし実はMVNEという事業
2015/10/17の朝、KDDIから「通信量が6.50GBを超え通信速度制限が迫っています」とショートメッセージが来ました。 たしかに iPhone 6s を買ったばかりだったので色々ダウンロードはしましたが、それほど使い方が変わったわけでは無いです。この月は出張があり、リモートでサーバメンテナンスなどを行う予定があったので通信できない(極端に遅い)のは困る。そこで、泣く泣く通信容量追加(+1,000円)を行いました。 日頃、出先でテザリングを使ったりはしますが、月の中旬での通信速度制限ははじめてでした。これじゃあ、イカン!ということで通信量削減を思い立ったわけです。 通信量削減の結果 まずは、削減の効果から。2015/10の LTE 通信量は、「9.26GB」でした。月間の上限値が、7GB なので。余裕でアウトです。容量追加は、1GB しかしていないので、それさえも超えてますね>< そ
なぜDMMがweb3に参入したのか。Seamoon Protocolが目指す新たなエンタメ体験の未来とは
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザーを開発するWiresharkプロジェクトは11月18日、最新版となる「Wireshark 2.0」を公開した。Qtベースのインターフェイスが導入され、ユーザーインターフェイスが一新されている。 Wiresharkはネットワークに流れるデータを解析できるネットワークパケットアナライザー。1998年にスタートしたプロジェクトで、数百種類ものプロトコルに対応し、パケットの取得やプロトコル解析などを行える。ディープインスペクション、ライブキャプチャ、VoIP解析、ディスプレイフィルタなどの機能があり、GUIを利用した操作や情報分析が可能。Windows、Linux、Mac OS X、Solaris、FreeBSD、NetBSDなどさまざまなOSに対応する。 Wireshark 2.0は2008年に公開されたバージョン1に続くメジャーリリースとなる。
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