背景に介護の問題があった殺人や心中などの事件は、NHKの取材では2010年以降の6年間で少なくとも138件発生していました。約2週間に一度、悲劇が繰り返されていることになります。 いま日本で介護を担う人は557万人にのぼり、”大介護時代”を迎えています。財政難などを背景に、国が在宅での介護を重視してきた中、誰もが親や配偶者の介護から無縁ではいられません。 事件に至った人たちは、なぜ一線を越えてしまったのか。 当事者たちへの直接取材から探りました。
2006年2月1日、京都市伏見区の桂川の遊歩道で、区内の無職の長男(事件当時54歳)が、認知症の母親(86歳)の首を絞めて殺害、自身も死のうとしたが未遂に終わった「京都・伏見認知症母殺害心中未遂事件」をご存じだろうか。 一家は両親と息子の3人家族だった。1995年、父親が病死後、母親が認知症を発症。症状は徐々に進み、10年後には週の3~4日は夜間に寝付かなくなり、徘徊して警察に保護されるようにもなった。長男はどうにか続けていた仕事も休職して介護にあたり、収入が無くなったことから生活保護を申請したが、「休職」を理由に認められなかった。 母親の症状がさらに進み、止む無く退職。再度の生活保護の相談も失業保険を理由に受け入れられなかった。母親の介護サービスの利用料や生活費も切り詰めたが、カードローンを利用してもアパートの家賃などが払えなくなった。長男は母親との心中を考えるようになる。 そして
介護疲れによって家族の命を奪う「介護殺人」が全国であとを絶たないなか、NHKが介護の経験がある人を対象に行ったアンケートで、介護をしている相手に対して、「一緒に死にたい」、「手にかけてしまいたい」と思ったことがある人が4人に1人に上っていることが分かりました。専門家は「介護をする人の負担を把握し、それを減らすという視点で、対策を取っていく必要がある」と指摘しています。 NHKは、首都圏に住む介護をする人の支援を行っているNPO法人を通じて、家族の介護の経験がある人615人を対象にアンケートを行い、63%に当たる388人から回答を得ました。 この中で、介護をしている時に自分自身の心身に不調があったか尋ねたところ、「あった」と答えたのは全体の67%を占めました。 さらに、介護をしている相手に対する感情を聞いたところ、「一緒に死にたい」、「手にかけてしまいたい」のいずれかを思ったことが「ある」、
愛知県で91歳の認知症の男性が電車にはねられて死亡した事故の賠償責任が家族にあるかどうかが争われた裁判で、最高裁判所は男性の妻に賠償を命じた2審の判決を取り消し、JRの訴えを退ける判決を言い渡しました。判決の詳しい理由はまだ明らかになっていませんが、今回のケースでは家族に賠償の責任はないと判断したものとみられます。今回の裁判では高齢化が進む中、認知症の人が起こした事故の責任を家族がどこまで負うべきなのか、最高裁の判断が注目されていました。
今月5日、埼玉県小川町の住宅で無理心中を図ろうと77歳の妻を殺害したとして、83歳の夫が逮捕されましたが、夫は逮捕後、食事をとることを拒み続け、23日、入院していた病院で死亡しました。 警察によりますと、國崎容疑者は調べに対して、「認知症の妻の介護に疲れ、無理心中を図った」などと話していたということです。 警察によりますと、國崎容疑者は逮捕後にはほとんど取り調べに応じず、食事もとらなかったため、警察は医師と相談したうえで今月17日、町内の病院に入院させていました。しかし、入院後も食事をほとんどとろうとしなかったため、点滴などで栄養補給をしていましたが、23日午前10時ごろ病院で死亡が確認されました。 國崎容疑者を留置していた小川警察署は、「本人はほとんど何も話さなかったので、なぜ食事をとることを拒み続けたのか理由は分からない。警察としても食事をとるよう説得していただけに、このような結果とな
93歳の夫が体の痛みを訴えていた妻に頼まれて殺害したとして、嘱託殺人の罪に問われた公判が千葉地裁で開かれている。夫は「今でも愛しております」と語り、2人の娘は「父は追いつめられていた。ごめんなさい」と悔やんだ。 妻(83)への嘱託殺人の罪に問われているのは茂原市の無職の夫。家族によると、軽度の認知症という。 起訴状などによると、夫は2014年11月2日、自宅で妻から殺してほしいと依頼され、ネクタイで首を強く絞めたとされる。 夫は自ら110番通報。その後、妻は死亡。生前、「家族に迷惑をかけたくない」とメモを残したとされる。 検察側によると、妻は13年秋ごろから、急激に足腰が弱まった。次第に転倒を繰り返すようになったという。 夫妻は二人暮らしで、長女は頻繁に帰省して様子を見るようになった。14年10月には腰などの骨折が判明。「痛みで眠れない」。こう漏らしていた。 法廷での被告人質問や長女と次女
気鋭の民俗学者が大学を辞め、介護職員として働き始めた。それから5年。いまは静岡県沼津市のデイサービスで働く六車由実さんは、お年寄りの言葉を丁寧に「聞き書き」する独特の介護を続けている。多くの「忘れられた日本人」との出会いがあったという高齢者介護の世界。外から来た目に何が、どう映ったのか。 ――…
医者から介護職員になった話 Tweet 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/20(月) 22:48:09.54 ID:NNvoB/JC0 書き溜めてないからおそくなるけど、よかったら聞いてくれ 8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/20(月) 22:52:05.12 ID:hrU4NJiR0 すげぇスレタイだな 10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/20(月) 22:54:23.06 ID:v88BZtjp0 素直にすごいと思った 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/20(月) 22:50:30.80 ID:oPjpxOAo0 専門は何だったの? 7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/20(月) 22:51:14.89 ID:NNvoB
K @kouji78 本日はお休みってことで、のんびり起きてネットでニュースを眺めていたら、ワタミの経営する介護施設で死亡事故って話題が目に入って、なんとも気が重い。http://t.co/lrtc5AH9 K @kouji78 【ワタミの介護】まぁ、報道に出ている情報が少ないので推測が多くなるのだけど、なぜこんな事故が起きたのか、業界人的にはどうしても気になる・・・。 K @kouji78 【ワタミの介護】報道を見ると、利用者が入浴を開始してから85分間もスタッフが目を離していたとのこと。入浴介助はもっとも事故が起きやすい部分の一つであるのは、基本的な認識のはずなので、なぜこんな状況に陥ったのか気になる。「他に入浴者がおり手が回らなかった」とのことだが、解せぬ。
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 04:50:16.69 ID:rpBThZXj0 といっても20代なんだが 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 04:52:11.87 ID:BvVU+UpJO 親は何の病気なの? >>3 頚椎損傷で首から下が不随 いわゆる全身不随ってやつ 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 04:55:28.65 ID:kh9UeTtT0 リアル芋虫じゃん・・きもっ そこまでして生きたいのかね・・執念だなコワ >>11 手が動かないし死にたくても死ねないし 執念っていうより不可抗力だと思う 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 05:00:33.67 ID:kh9UeT
介助者は時に自分の身体をあんまり大事にしない傾向があるように思う。腰痛とか感染症予防のことではなく。もう少し手前にあること、基本的なこと。たとえばガイドヘルプ中に頭を殴られ爪を立てられても「相手から殴られても当たり前、自分の介助技術が足りないから仕方ない」と、まず反省してしまうとか。もちろん、身体的暴力をすべて「それは暴力だ」と否定していたらきりがないし、介助者の配慮不足もたくさんあるので、境界線はあるのだけれど。 最首悟は、ケアはいやなもの、汚いものだと言っている。立岩真也も、介護には「負担であり逃れたい側面のあること」「世話すること、介助することは、肯定されるべきもの、肯定的なものである一方で、それは負担であり、否定的なもの、いやなことである」と言っている。堀田義太郎さんも「せずに済めばよい」ものと言っている。 最首さんはさらにすごいことをさらっと言っていて、ケア労働は歴史的に卑賤とさ
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