NECは19日、9月連結中間決算予想を上方修正した。7月に10億円と発表していた営業利益が470億円に拡大、赤字予想だった経常利益と最終利益も黒字を確保する見通しだ。 国内企業のIT(情報通信)投資が堅調に推移したことで売上高を伸ばし、リストラや特許売却益など利益を積み増したことによる。発表によると、連結中間決算での売上高は、前年同期とほぼ同じ1兆4480億円となる。前年中間期は104億円の赤字だった経常損益は300億円の黒字に、110億円の赤字だった最終損益も80億円の利益を確保、4年ぶりに黒字転換する見込みだ。 企業向けのシステム構築やアウトソーシングなどのシステム開発事業や携帯電話会社の基地局向けなどのキャリアネットワーク事業の好調さが前回予想を大きく押し上げた。今春から行った給与カットなどの人件費の削減効果や、台湾企業への液晶パネル関連の特許売却などが損益の改善に寄与した。前期
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