2010年第二四半期のGDPは遂に中国が日本を抜いて世界2位になったそうだ。 YSJournal さんのブログ記事でも紹介されたように、このニュースをウォール・ストリート・ ジャーナルは Japan as Number Three として取り上げた。 「世界3位じゃダメなんですか?」と蓮舫なら言うかも知れないが、 むろん、2位でも、3位でも、4位でも、大した問題ではない。 むしろ、グローバリゼーションが進む中で人口が日本の10倍以上も いる中国のGDPが日本より小さいかったことの方が不自然なのだ。 それでは日本のもっとも深刻な問題は何なのであろうか? 私は、むしろ日本がいろいろな分野でNo.1になってしまっている ことが問題であると思う。 1.高齢化世界一 先進国はどの国も今後、社会保障の維持が問題になっている。 これは二十世紀に各国政府による問題の先送りという側面が 大きいが、少子高齢化