2016年3月20日のブックマーク (3件)

  • 「ほねとかわとがはなれるおと」 - Cask Strength

    「ひさしくなおらないやまい」やら「ほねとかわとがはなれるおと」 事情を知らない人はこのツイートを見て「なんじゃこりゃー!」と思ったかもしれませんが、これは諸橋『大漢和辞典』の「字訓索引」を通覧したのでしょうね。 「ほねとかわとがはなれるおと」の左右にも穏やかではない漢字がいろいろありますな!(肝心の「砉」字が潰れちゃった><) ただ、ここに列挙されているものは漢語の訓詁(語義)をやまとことばに和らげたものに過ぎないのであって、そのように実際にヨマれたものでは必ずしもないわけです。なので、これらを「読み仮名」と言ってしまうと、ちょっとね。 たとえば、今回の「ほねとかわとがはなれるおと」の典拠は『荘子』(養生主)の、あの有名な庖丁が登場する箇所での「砉然嚮然」なのですが、この「砉然・・・司馬云、皮骨相離声」(『経典釈文』)という権威ある注釈を和語で説明しただけなのです。実際は音読みする(ケキあ

    「ほねとかわとがはなれるおと」 - Cask Strength
    barringtonia
    barringtonia 2016/03/20
    甲骨文字から発展したことを考えると、骨の状態を形容する妙な漢字が豊富なのは自然、という理解で良いんだろうか。
  • 情報処理が科学を更新する(IPSJ-ONEに登壇しました)

    情報処理学会全国大会 大トリのプレゼン大会 IPSJ-ONE に招待され、登壇してきました。これは、情報処理に関わるさまざまな分野の研究会から優秀な研究者を選出し、1 人 5 分ずつ登壇するイベントで、去年から開催されています。TEDをご存知の方なら、その研究者版と考えていただいて間違いないです。 私は去年裏方(Web 担当)だったのですが、今年は表舞台に立たせていただきました。このイベントの特徴として、発表者だけでなく、運営している委員会の委員も国際的にトップレベルの研究者ばかりという点が挙げられます。運営 → 登壇のパスを辿ることで、僭越ながらその実例第一号になれたように思います。逆に、去年登壇をお願いした方々が今年の運営に回っていて、お世話になりました。他にも、話を聞いてみたい運営委員ばかりです。 この記事では、発表をざっと振り返ってから、さらに進んで**情報処理の産業とアカデミアが

    情報処理が科学を更新する(IPSJ-ONEに登壇しました)
    barringtonia
    barringtonia 2016/03/20
    情報科学に限らず示唆に富む。
  • 魔法大学院第三呪術研究室には研究費がない(トクロンティヌス) - カクヨム

    【月刊雑誌での小説連載が決まりました!】 科学技術と魔法が置き換わった、「今」とは違う世界。 ただ、この世界の魔法は、一度に何もかもを都合よく解決してもくれないし、伝説の魔法や武具も存在しない。それに、異世界から転生してきた勇者もいない。異世界に住む、異世界の人々の話。 魔法大学院博士後期課程に進学した「僕」は、その年の春に、所属している櫻国76行政区魔法大学院第三呪術研究室に、今年度の研究費がまったくないことを知らされる。果たして僕は、実験、論文投稿を繰り返し、博士論文を無事に提出することができるのだろうか!?

    魔法大学院第三呪術研究室には研究費がない(トクロンティヌス) - カクヨム
    barringtonia
    barringtonia 2016/03/20
    途中まで。科学と魔法のタームの入れ替えに終始しがちなところだけど、処理が巧くて面白い。魔研費・基盤Aの語感はずるい。