アルバイト代などの収入は、一定額を超えると、所得税や住民税が課税されます。ここでは掛け持ちバイトをしている人向けに、バイト代にかかる税金と、年末調整や確定申告の仕組みについて解説します。 ◆2023年度の制度改正はありません。 ◆2023年10月に最低賃金があがります。時給UPにより非課税枠から外れる可能性があるので、留意が必要です。 バイト代にかかる税金の仕組み バイト代が一定の額を超えると課税される税金には、所得税と住民税があります。税金の課税は、その年の1月~12月の掛け持ちバイトや途中で退職した給与も合計した額で判断します。1円でも超えると課税対象になります。 所得税とは バイト代など給与収入は、年収が103万円を超えると所得税が課税されます。なお、アルバイトをする学生は、勤労学生控除を使うと所得税は年収130万円以下、住民税の所得割は124万円以下(均等割は控除されない)まではか