苦しんできた就職氷河期世代を支えたい ひきこもり、親の高齢化、心身不調の40-50代…官民連携で支援充実
参院選が終わり、来春に控える統一地方選に向けた動きが本格化し始めた。地域政党「大阪維新の会」は参院選と同日選になった大阪市議補選(生野区、欠員1)で圧勝したものの、代表の橋下徹大阪府知事は12日、「議会の過半数を取るならあの得票では厳しい」と報道陣に発言、組織の引き締めを図った。来年末に大阪市長選、再来年は知事選と政治日程が続くなか、関係者の間では「橋下氏が市長選に立候補するのかも」という憶測すら流れ、虚々実々の駆け引きが始まっている。 同日選も模索 「(大阪市長選への)立候補の選択肢は残す」 今年4月、橋下氏が報道陣に語った言葉の波紋が府市関係者の間にじわりと広がっている。市長から知事への転身は珍しくないが、逆は異例。話を聞きつけた府幹部は「知事と市長の兼職はできるか」という法的な確認作業までしたという。 維新の会に所属する府議は、「今後の状況次第」と断ったうえでこんなシナリオを披露した
今回の参議院選では、121の議席が改選されました。73名が選挙区、48名が比例区です。参院選の選挙区は一票の格差が衆院選より更に大きく、今回も鳥取県民は神奈川県民の5倍の権利を与えられました。 実際に、神奈川県では70万票近くを獲得しながら落選した候補者がいる一方で、鳥取、徳島、高知県では16万票以下でも当選です。そこで今日は、「もしも選挙区割りがなく、得票数の多い順に当選していたらどうなっていたのか」をみてみましょう。 下記は、選挙区の候補者を獲得票順に並べたものです。全国の有権者の票が同じ重みであれば、この表の上から73名が当選するはずでした。 白の欄の人は順当に当選した人です。 青色の人は、「本来この得票数なら当選するはずなのに、一票の軽さのために落選した人」です。 皮肉なことに、このあからさまな格差選挙を有効であると強弁する最高裁のお仲間、現職法務大臣の千葉景子氏が「最も多くの票を
政治は「不条理」な世界だ。まっすぐ進もうと思っても、時には妥協や迂回を余儀なくされる。それでも常に正面から突き抜ける気概を持ち続けたい。少なくとも「気分はいつも直滑降」でいこう! 2010年7月13日:パート3 本日の朝日新聞政治面に「自民、林氏を議員会長に」という記事が掲載された。 現在の「参院自民党議員会長」の任期は8月末で終了する。 「10人の推薦人」を集めた複数の候補者が名乗りを上げれば、会長選挙が行われるというルールだ。 記事によると、参院自民党の現執行部が、昨年の野党転落後から「世代交代をアピールする」目的で、林氏を会長にするために調整をして来たらしい。 林芳正政策審議会長は同期。 自分より3歳若い49歳だ。 党内きっての政策通で、閣僚も2回、経験している。 人柄も温和で、党内に敵もいない。 先日、久々に「HYS懇談」(林、山本、世耕懇談)で話をした。 「ゆったりカリス
民主との参院会派解消=国民新 民主との参院会派解消=国民新 国民新党は13日、民主党と参院で組んでいる統一会派を解消することを決めた。既に民主党側に伝えて了承を得ており、14日に会派離脱届を参院事務局に提出する。 国民新党の下地幹郎幹事長は13日午後、都内で記者団に「参院で国民新党らしさを出したい。一からやり直す意味で態勢を整えたい」と理由を語った。法案審議などへの対応については「民主党と連立を組んでいるので、何も変わらない」と述べた。 民主党と国民新党は2007年10月に、参院での統一会派を結成した。参院選で国民新党は議席を獲得できず、同党参院議員は非改選の3人だけとなった。(2010/07/13-17:54)
玄葉公務員改革相(民主党政調会長)は13日午前の閣議後の記者会見で、公務員制度改革について、「みんなの党と歩み寄れる余地はあるのではないか。民主党内にプロジェクトチームを立ち上げて、どこまで歩み寄れるのかも含めて検討するのも一つの方法だ」と述べ、みんなの党に連携を求めていく考えを示した。 消費税率引き上げ問題の扱いについては、「参院選では税制の抜本改正は、丁寧に時間をかけてというメッセージを国民から頂いたと思っている。(改革案の取りまとめが)3月というのはなかなか大変ではないか」と述べ、2011年度度以降に先送りする可能性を示した。 一方、野田財務相は記者会見で、「消費税を含む税制の抜本改革はやらなければいけない」として、超党派の協議に改めて意欲を示した。
昨年8月の総選挙での大敗以降、瓦解の危機が続いた自民党。土俵際で臨んだ参院選は、失政を繰り返した民主党が10議席を減らす一方、自民は51議席を獲得して改選第1党に復調した。転がり込んだ勝利に、谷垣禎一総裁は何を思うのか。【鈴木梢】 ◇浮動票捨て守備的戦術 11日夜、東京・永田町の自民党本部4階。テレビ各局の選挙速報が始まると同時に、全国の選挙区候補者の名前を連ねたボードに次々と当選確実のバラがつけられる。歓声や拍手が相次ぎ、昨年夏の総選挙での歴史的大敗で忘れ去った歓喜の感触を、楽しむ余裕さえ感じさせた。 与党過半数割れが確実になると、カメラマンは笑顔を求めた。谷垣総裁は「3分咲きの笑顔だな」と自制した。だが、米軍普天間飛行場移設問題の迷走で揺れた沖縄での勝利の朗報に破顔した。「負けたら解党して出直し」と言われたほどの危機をしのいだ安堵(あんど)の表情が、一瞬浮かんだ。 谷垣総裁は胸を張って
琉球新報社は12日午前、11日に投開票された参院沖縄選挙区で再選された島尻安伊子氏(45)=自民公認、公明県本支持=を那覇市天久の本社に招き、インタビューした。米軍普天間飛行場返還・移設問題で、自民党本部の政策と異なり「県内移設反対」を公約したことについて島尻氏は「自民といえども地元合意なしに米軍再編を推し進めることはできない」と述べ、「党本部で発言したいし、話をする余地はある」と県内移設反対を党内、国政で訴える考えを示した。 自民党は今参院選の政策で普天間飛行場の辺野古移設を軸とした「在日米軍再編を着実に進める」としている。島尻氏は、自民党が政権復帰して再び米軍再編を進めることになった場合の方針転換、修正の可能性について「可能性はゼロではないが、県民への説明と合意が大前提だ」と述べ、県民世論を重視するとした。 仲井真弘多知事が同問題について反対を明言せず「極めて厳しい」など客観的発言を続
宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題で、県が特例での救済を要請している民間種牛6頭をめぐり、山田正彦農林水産相は13日の閣議後会見で、県に改めて殺処分を求める方針を示した。 県は6月、この6頭に口蹄疫対策特別措置法に基づく殺処分を勧告しており、山田農水相は「県が勧告をした以上、当然県がやらなければいけない。違法な状態を知事はあえてやっているということにしかならない」と県の対応を批判した。6頭が殺処分されない限り、27日に予定されていたすべての家畜の移動制限解除が先送りになるとの考えも示した。 また、山田農水相が現地入りした際、渋滞を懸念して消毒が徹底されていなかったなどの例を挙げ、「そういう甘さが感染拡大に繋がったのではないか。1千億円もの税金を費やすのだからしっかり対応してもらわないといけない」と述べた。 一方、東国原英夫知事は13日午後、東京・霞が関の農林水産省を訪問し、種牛の救済について、
政府が食料自給率を上げるため、コメの消費拡大に取り組む中、米粒からパンを作ることができるホームベーカリー(家庭用パン焼き器)が登場する。メーカーの間で“コメ”が開発の重要キーワードに浮上しつつある。 三洋電機は13日、米粒からパンをつくることができるホームベーカリー「ゴパン」を10月8日に発売すると発表した。これまでも米(こめ)粉(こ)でパンを作る機能はあったが、米粒からの製パン機能は世界で初めて。 この日、東京都内で記者会見した佐野精一郎社長は「今年度6万台を販売し、来年度は20万台規模の事業にする」と強調。来年度から中国などアジア地域でも投入する方針を示した。 三洋のホームベーカリーの新製品は精米を投入すれば本体内で水に浸して柔らかくした後、ペースト状にし、砂糖などを加えて米粉パンをつくる仕組み。市場想定価格は5万円前後。 ホームベーカリーで国内シェアトップのパナソニックは昨年から、米
菅首相は13日午前の閣議後の閣僚懇談会で、参院選で与党が過半数割れしたことについて、「メディアを中心に責任論が全くないとは言わないが、内閣一致して求心力を高めて、この国の現在置かれている課題を解決し、改革を進めていく決意なので協力をお願いしたい」と述べ、結束して政権運営にあたるよう求めた。 ただ、閣僚からは枝野幹事長ら党執行部の責任を問う声も上がった。北沢防衛相は閣議後の記者会見で「これだけ負けると、党の方でなにがしかのけじめは必要だ」と述べた。 一方、蓮舫行政刷新相は記者会見で参院選の敗因について、「消費税だけが大きな原因だったかというと、そうではない。これまでの民主党政権が期待に必ずしも応えていないどころか、逆に『政治とカネ』や普天間(飛行場移設問題)で失望に近い思いを抱かせてしまったことが前提としてあった」と述べ、鳩山前首相や小沢一郎民主党前幹事長の責任を指摘した。 また、「参院で厳
昨年の衆議院選挙は個人的に非常に悔いが残る闘いだった。 それはこちらのエントリーにも書いたが、「本当に人事を尽くしたか?」と問われた時、自分の中で自信を持って「イエス」と答えられなかったからだ。 とくに私が印象に残っているのは選挙戦の最終日の夜。選挙戦を終えて帰宅の途につくと、相手陣営は大山駅前で運動員が最後のお願いをしていた(最終日は20時で街宣車のマイクを止めなければならないが、クルマ自体は走らすことができるし、駅前等で「お帰りなさい!」と声をかけるのは違法ではない)。 それを見た時に、「うちはやらなくて良かったのかな」という思いが心をかすめた。 とはいえ、選挙期間中のあまりの反応の良さを思い返すと、その時点では「だから負ける」という気はしなかった。 その結果が最高惜敗率での落選。 以来、心の中に「やるべきことをすべてやったら結果は違っていたのではないだろうか。自分たちは甘かったのでは
2010年07月12日 参院選総括:「ありえない敗戦」の真因は菅首相の財務省への屈服。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、「かみぽこ政治学」です。 参院選は、民主党の 予想以上の大敗となった。 その敗因は、菅直人首相の 「消費税発言」 だとされているね。 しかし、財政再建の必要性は、 国民に広く認識されている。 菅首相の「消費税発言」で 民意が動いたとの総括は いささか単純じゃないかと思う。 今回の結果は、このブログで 論じてきたように、 約20年間に渡る 「政権交代ある民主主義」 への潮流の中に 位置づけて 総括すべきだ (2009年8月31日 「政権交代」実現の今、20年前の「政治改革大綱」を振り返る(前編) 「政権交代」実現の今、20年前の「政治改革大綱」を振り返る(後編))。 今回の参院選の結果は、 一言でいえば 「ありえない敗戦」 ということだ。 菅直人首相が 参院選の約1か月前に
菅首相、改革推進へ協力要請=北沢防衛相、参院選敗北「けじめ必要」 菅首相、改革推進へ協力要請=北沢防衛相、参院選敗北「けじめ必要」 菅直人首相は13日午前の閣議で、参院選での民主党敗北を受けて「(消費税に関する)自らのやや唐突感を与えてしまった発言もあって、(気持ちが)重い選挙をさせてしまった」と釈明した。その上で、「内閣で一致して求心力を高めて、国の抱える課題の解決、改革を進めていこうと決意しているので、協力をよろしくお願いしたい」と述べた。 閣議後の記者会見では、各閣僚から首相を擁護する意見が相次いだ。ただ、北沢俊美防衛相は「四季折々に首相が代わるようじゃ困る」と述べる一方、「これだけ負けると、党の方でなにがしかのけじめがないとぴりっとしない」と述べ、枝野幸男幹事長ら民主党執行部が何らかの責任を取るべきだとの考えを示した。 小沢一郎前幹事長に近い中井洽国家公安委員長は、敗北の責任
菅首相は、与党が参院で過半数割れしたことを受けて、公明党とみんなの党に対し、国会運営での連携を求めていく方針を固めた。 首相が12日、周辺に伝えた。当面、政策や法案ごとに賛成を求める「部分連合」を念頭に協力を要請するが、将来の連立政権参加も視野に入れている。首相は9月の民主党代表選までに政権安定の枠組みにめどを付け、再選を確実にしたい考えだ。 参院選の結果、非改選を含む与党の議席は110議席となり、過半数に12議席届かない。首相は、安定政権を築くには、野党の中で比較的政策が近い公明党(参院19議席)か、みんなの党(同11議席)との連携が不可欠と判断したとみられる。 首相は12日夜、首相官邸で記者団に、「野党の皆さんの主張を国会の内外でしっかりと受け止めて政権運営をしなければいけない」と述べ、野党との連携を重視する考えを強調した。 首相はこの日、仙谷官房長官、民主党の枝野幹事長、輿石東参院議
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