大正10年生まれ、昭和41年!に「群像」編集長を辞めた人の本。面白い話は後にして、大塚英志に「純文学はマンガのおこぼれで成立してるじゃないか」と言われて笙野頼子がブチキレタ件に関する話。 終戦後文壇見聞記 作者: 大久保房男出版社/メーカー: 紅書房発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る「群像」ずっと赤字ですから。 戦争が終ったばかりで日本中が出版物に飢えていた時に創刊した「群像」は極くわずかの間黒字だったが、出版物が出回ると赤字になった。文藝雑誌の経験のない講談社では赤字の「群像」に対する風当りが強くなり、社長が議長となって全社的な規模で行われる新年号大会議では、赤字をなくせ、という要望が強く、赤字になるのは掲載作品がおもしろくないからだという批判がどんどん出て来た。時代小説はどの階層の人にもおもしろいから載せろとか、誌面をやわ
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