戦前、旧満州(中国東北部)でナチスドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人を救った「オトポール事件」で知られる樋口季一郎(きいちろう)陸軍中将についての講座「ユダヤ人の救世主『樋口季一郎』」が二十一日、二十八日、七月五日の三回、鎌倉市の大船学習センターで開催される。 中将の孫の樋口隆一明治学院大教授(68)のほか、イスラエルのヘブライ大学のベンアミー・シロニー名誉教授が来日し、「ユダヤ人を助けた樋口季一郎とほかの日本人」で講演する。 一九三八年、欧州からシベリア鉄道で逃れてきたユダヤ人のグループが当時のソ連、旧満州国境のオトポール駅で、足止めされていた。当時、旧満州のハルビン特務機関長だった樋口氏らの働き掛けで、ユダヤ人らは旧満州への入国が認められ、上海へと脱出していった。
アップアップガールズ(仮)は6月1日単独コンサートを開催した。会場はハロー!プロジェクトのいわば聖地である中野サンプラザ。かつてはバックダンサーとして立っていたそのステージに、今回は主役として、7人だけで帰ってきた。 冒頭の映像で仙石みなみさんが「今の自分達に胸を張って精一杯全力でぶつかっていきます。皆さんも全力で受け止めてください。」と意気込みを語り、1曲目の『(仮)は返すぜ☆be your soul』の歌詞にあるとおり「今日のために生きてきたような すっごいステージ」が始まった。 MCでは新井愛瞳さんが「ライブハウス中野サンプラザにようこそ!」と絶叫すれば、煽り隊長の佐藤綾乃さんは「声が枯れるぐらい全力でぶつかっていきます。」と宣言。 「たくさんの方の支えがあってここに今立てていると思う」と仙石さんが感謝の気持ちを伝えると、そこに空手着を着た佐保明梨さんが登場。 気合の証に「特別に」バ
25年前の6月4日早朝、訪中作家団の団長として、北京に滞在していた水上勉さんは、戦車がたてる地響きで目を覚ました。天安門から300メートルほど離れたホテルの部屋から外をのぞくと、激しい銃撃が始まっている。 ▼「くもの子のように散っては集まる若い男女。見物する町衆。発砲と命中者の死と負傷。血みどろの男を抱く血みどろの女。この世のものでない地獄風景だった」(『骨壺の話』)。 ▼そのときに受けた衝撃も原因の一つだろう。3日後に帰国できたものの、自宅に戻ってすぐ心筋梗塞を起こし、9カ月の入院生活を送っている。前日、学生たちが現場に持ち込んだ白いシーツで作った旗は、帰ってきたときには、血に染まった赤旗となっていた。これは北京に滞在していた別の日本人の証言である。 ▼もっとも中国のテレビと新聞は、反革命分子が鎮圧された、としか報じなかった。大多数の国民は、人民解放軍が人民に向かって無差別発砲するなどと
1/8 前へ次へ ▲ キャプション表示 ×スペイン国王フアン・カルロス1世(King Juan Carlos)退位の発表を受け、同国首都マドリード(Madrid)で行われた共和制支持者らによる抗議デモ(2014年6月2日提供)。(c)AFP/PEDRO ARMESTRE 写真ギャラリーをみる 【6月4日 AFP】国王フアン・カルロス1世(King Juan Carlos、76)が退位すると発表したスペインでは、まだ歴史の浅い同国の民主主義を支持する反王室派が勢力復活の兆しをみせ、数千人が街に繰り出して君主制維持の是非を問う国民投票の実施を訴えた。 国内の左派政党と反王室派は、現国王より人気の高いフェリペ皇太子(Prince Felipe)にフェリペ6世(Felipe VI)として王位を継承させる代わりに国民投票を行うべきだと要求している。 約40年にわたって独裁体制を敷いたフランシスコ・フ
カリフォルニア州グレンデールに設置された従軍慰安婦像撤去を求めて在米邦人団体が提訴したのは今年2月20日。連邦地裁中央カリフォルニア支部はこれを受理したものの5月30日現在、公判日程は決まっていない。にもかかわらず、原告である「歴史の真実を求める世界連合会」(=GAHT、代表は目良浩一 元南カリフォルニア大学教授)は既に四面楚歌の状況に陥っている。 その理由は三つある。 一つは、4月に原告代理人となった米有力法律事務所、メイヤー&ブラウン社(本社シカゴ)が突如、一方的に契約を解除したこと。慰安婦問題を巡る原告との立場の違いを理由に、これまでの弁護費用を無料にする条件で原告代理人を降りたのだ。当初、原告の依頼を二つ返事で承知したこの法律事務所に何が起こったのか。 (参考資料:「緊急声明:弁護士事務所の変更」、歴史の真実を求める世界連合会」) 二つ目は、提訴から2カ月経った4月21日、韓国系弁
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