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出版と写本に関するfunaki_naotoのブックマーク (2)

  • 國方栄二 古代ローマの出版事情[『図書』2023年5月号より]

    古代ローマの出版事情 古代ローマの「出版」の話をしよう。もちろん出版と言っても、今日みられる活字印刷のことではない。一五世紀半ばにグーテンベルク(Johannes Gutenberg)が活版印刷技術を発明し、聖書の印刷を刊行し、その後の印刷技術の発達にともない、とりわけ今日ではコンピュータのおかげで出版刊行がさらに容易になり、そのために世の中に出版物があふれかえっている。けれども、西洋の古代世界にも書物の出版なるものは存在した。もちろん、出版の事情は近代以後とはまったく異なっていた。 ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』(Il nome della rosa)を読んだことのある人がいるだろう。あるいは、ショーン・コネリー主演の映画で観た人もいるかもしれない。そこで描かれた修道院の文書館には、多くの写字生とともに、挿絵を担当する細密画家が働いている。一三〇〇年代であるから、時代は中世である。

    國方栄二 古代ローマの出版事情[『図書』2023年5月号より]
  • 【完全版】西洋出版史に興味がある全員に読んで欲しい15冊|oz a.k.a. 西洋出版史たん

    Twitterで西洋出版史たん(@publishtan)というアカウントを始めて1年少しが経った。 もう趣味に近いのだが、中世ヨーロッパ(特にイタリア)における印刷、出版の歴史を勉強し、発信するためのアカウントだ。 西洋出版史と言うと歴史色が強く、紙のが前提であるように見える。 しかし、実際のところは現代の諸問題を解くアプローチとしても非常に有効な情報史、コミュニケーションしと言っても良いのではないかと考えている。 関連するキーワードは以下のように、多岐に渡るからだ。 ・中世史 ・ドイツ、イタリア、フランス、ベルギー、イギリス史(地域史に近い) ・文学史 ・宗教史、特に中世キリスト教史 ・素材としての紙 ・挿絵、木版画 ・写 ・パトロネージュ ・印刷術の発明、普及 ・印刷業 ・検閲 ・焚書坑儒 ・百科全書 ・集合知 ・図書館 ・書誌学 ・書物についての書物 ・読書Google問題

    【完全版】西洋出版史に興味がある全員に読んで欲しい15冊|oz a.k.a. 西洋出版史たん
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