2016-05-26 當山日出夫 大学の情報処理の授業で、プレゼンテーションの練習をしている。実際には、パワーポイントのスライドの作り方である。だが、それだけではつまらないので、実際に学生にやらせる。教室でスライドを見せて、教室のみんなの前にたってプレゼンテーションをやってもらう。実習である。 この授業、プレゼンテーションの授業であるが、「巧みなプレゼンテーション」「上手なプレゼンテーション」には、あまり重きをおかないでいる。そうではなく、「わかりやすいプレゼンテーション」「ユニバーサルデザインのプレゼンテーション」という方向をめざしたいと思っている。これらは、似ているが、ちょっと方向性が違う。 「上手なプレゼンテーション」というと、巧みな話術とか、スライドのアニメーションとかに、目がいってしまう。そうではない、多少はつたなくてもいいから、相手に自分の言わんとしていることが十分につたわる、