京都・祇園で通行人7人が死亡、11人が負傷した事故で、捜査責任者である京都府警の山形克己交通部長が事故当日の12日夜、府警幹部の懇親会に出席し、ビールを1~2杯飲んだことがわかった。 府警は「(山形部長の出席は)捜査への応援を府内の各署長に要請するためで、不在の間、捜査指揮は交通部ナンバー2の交通部次長が代理で行い、支障はなかった」としている。山形部長は「(飲酒は)配慮が足りなかった」と話し、懇親会には、安森智司本部長も参加して飲酒したという。 府警によると、府警本部では事故発生とほぼ同時刻の12日午後1時15分から、府内25署の署長会議を開催。開始直後に事故の一報が入り、山形部長は30分後に退席した。懇親会は午後6時15分から、府警本部近くのホテルで、各署長や本部の幹部ら89人が参加して開かれた。山形部長は5分遅れで訪れ、午後8時の終了までいた。 懇親会では、捜査指揮や被害者対応のため、