福島で特急がイノシシ親子と衝突 6日午後7時25分ごろ、福島県南相馬市小高区のJR常磐線磐城太田―小高間で、仙台発上野行き特急スーパーひたち66号(4両編成)がイノシシ5頭と衝突した。乗客約140人にけがはなかった。 JR東日本福島支店によると、異常音に気付いた運転士が特急を停車させ、近くで親と子4頭とみられる5頭のイノシシが死んでいるのを見つけた。特急に異常はなかったため、イノシシを線路脇に移して運転を再開した。ほかに普通電車も約25分遅れ、計約340人に影響が出た。 福島支店は「イノシシとの衝突はとても珍しい。沿線にフェンスを設置するには膨大な費用が掛かる。野生動物の対応には困っているが有効な対策はない」としている。 ( ) ( ) ソーシャルブックマークに登録 (2008年11月6日23時47分 スポーツ報知)