米エヌビディアのマイニング向けGPUの売上高は、2-4月期の2億8900万ドルに対して5-7月期は1800万ドル。わずか3カ月で9割以上落ち込んだ(ブルームバーグ) 高性能ゲーム機に搭載されるコンピューター・グラフィックス用半導体(GPU)製造で最大手の米エヌビディアが示した8-10月(第3四半期)の売上高見通しは市場予想を下回った。仮想通貨のマイナー(採掘者)が利用する半導体の需要が予想以上に落ち込み、売上高の伸びを抑えたと説明した。 16日の発表資料によると、8-10月の売上高は32億5000万ドル(約3600億円)の上下2%になる見通し。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は33億5000万ドルだった。 ビットコインなどの仮想通貨のマイニングはグラフィックス用半導体の需要急増に寄与していた。このタイプの半導体は複数の細かい計算を同時にこなすのに優れており、マイニングに適した能力を持