引き続き、毎日新聞による「Wikipediaに犯行予告」誤報騒動の続き。 この件で、興味深い記事があった。 ログインネームは匿名でも偽名でもないことを知るべきだ - 狐の王国 この記事は、WikipediaのログインIDが報道されることにより、場合によっては実生活に影響が出る可能性があるのだから大問題だ、という主張。しかし自分は、例え実生活に影響が全く無かったとしても、大問題だと考える。例えば、「はてなID、mame-tanukiを名乗る人物が犯行予告か?」と報道されたのにそれが誤報だとしたら、「mame-tanukiに謝れ!!」と強く謝罪を求めるだろう。例えそれが、ネット接続を切れば全く自分に影響の出ない、ネットの中に限定された影響しか受けなくてもだ。それは、ネットの匿名性問題ともリンクする重要な観点だと思う。 ■WikipediaのログインIDが報道されたことで起こりうる被害 ログイン