日韓関係が一時の「超冷却期間」から脱しているからか、日本を訪問する韓国人旅行客は昨年を上回る勢いだ。 中央日報日本語版サイトに掲載された韓国経済新聞の記事によると、今年1〜9月に日本を訪問した韓国人旅行客は前年同期比30.2%増の371万人で、昨年1年間の400万人の9割超に達した。特に人気の地域は大阪。旅行客数の上昇率が東京や北海道、福岡を大きく上回り、韓国の旅行業者の話では「大阪はキャンセルが発生しても航空搭乗率が80%台を維持している」という。 大阪人気を牽引(けんいん)しているのがユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)だ。日本国内では長らく東京ディズニーリゾートの後塵(こうじん)を拝するような位置づけにあったが、「ハリー・ポッター」をはじめ話題性のある大型アトラクションを積極的に導入すると集客力を大きく上昇させ、11月7日に平成13年3月の開業からの累計入場者数が1億5000万