1968年12月24日に撮影された「地球の出」 フランク・ボーマンとウィリアム・アンダースが「地球の出」の撮影中に交わしたやりとり 4周目の月軌道上でアポロ8号の乗組員からみた月の地平線上を昇る地球のシミュレーション。途中で乗組員の撮った2枚の写真と重ねられる。 地球の出(ちきゅうので、英: Earthrise)は、アポロ8号ミッション中の1968年に宇宙飛行士ウィリアム・アンダースが撮影した地球の写真のことである。「史上最も影響力のあった環境写真」として知られ、アースデイをはじめ様々な環境運動のアイコンとなった[1]。 アポロ8号は人類初となる有人の月周回飛行を行った。「地球の出」とはこのミッション中の1968年12月24日に月の周回軌道上からウィリアム・アンダースがハッセルブラッド社のカメラで撮影した写真(NASA image AS8-14-2383)に与えられた名前である[2][3]