日本電気株式会社(NEC)主催のC&Cユーザーフォーラム&iEXPO 2009が東京国際フォーラムで開催した。今回のテーマは、「明日を創るイノベーション~人と地球にやさしい情報社会を目指して~」。講演会場に併設された展示場では、このテーマに沿ったさまざまな製品・サービス・技術が展示されている。 展示のカテゴリは、「持たざるIT・コスト削減」「クラウドコンピューティングを支えるプラットフォーム」「環境/エネルギー」「安心・安全」「新技術/先端テクノロジー」「情報の見える化で競争力アップ」「新製品タッチ&トライ」「映像ソリューション」の8種類。この中からいくつか展示物を紹介しよう。 ■クラウドを軸に省エネ製品で「データセンターまるごとエコ」 「クラウドコンピューティングを支えるプラットフォーム」のエリアでは、通信事業者向けのサービスオープン化基盤などのプラットフォーム技術をはじめ、次世代データ
今年のShowNetバックボーンネットワークの概要をまとめてみました。 公式発表されているトポロジ図などは「Interop Tokyo 2009 | ShowNet」をご覧下さい。 LSN(Large Scale NAT) IPv4アドレス枯渇に対する解決策としてもっとも有力なのがIPv6への移行です。 しかし、世界中が一斉にIPv6へと移行するのは現実的ではないため、IPv4もアドレスを節約しながら引き続き利用される期間が存在することが想定されています。 スムーズなIPv6への移行のために、IPv4アドレスを節約しながら利用し続ける手法として現在注目されているのがISP全体でNATを行なうLarge Scale NAT(以下、LSN)です。 ShowNetでは、昨年もLSNが運用されていましたが、今年は昨年とは違ったネットワーク設計での運用となっています。 去年のLSN 昨年のShowN
「Geekなぺーじ」が、6月8日~12日に幕張メッセで行われるInterop Tokyo 2009のメディアスポンサーになりました。 個人のブロガーがメディアスポンサーとして登録されるのは国内初なのではないかと予想しています。 個人ブロガーがメディアスポンサー 昨年は、初めてブロガーとしてプレス登録をして取材を許可して頂いたのですが、今年はメディアスポンサーとして登録して頂けました。 ブロガーは基本的にスポンサーに広告を出して頂くという立場が多いのですが、今回は私個人がイベントに対するスポンサー側になっています。 スポンサーというとお金を払う立場を連想される方も多いと思いますが、今回のメディアスポンサーでは、私はお金を払ったり物品を提供したりしているわけではありません。 今回はブログで記事を書く事が「メディアとしての宣伝効果を提供」という意味で評価して頂いた形です。 会社名が並んでいるとこ
日経コミュニケーションと日経NETWORKの2誌が主催する「ネットワーク最前線」では,ネットワーク関連の最新技術を展示する。来年に試験運用が始まる次世代PHSや,年内にも商用端末が登場するAndroidの世界をいち早く触って試せる。数十cm~1m程度しか届かない2次元LANシステムや人体通信,可視光通信のデモも見られる。 「ネットワーク最前線」では3種類の展示を用意した。「Android端末/アプリケーション」,「次世代広域ワイヤレス通信技術」,「超近距離ワイヤレス技術」である(表1)。このテーマに沿って順番に紹介していく。 Android体験コーナー Androidは,2007年11月に米Googleが発表した携帯電話プラットフォームである。早ければ2008年10月にもAndroidを搭載した携帯電話端末が米国で発売されると見られている。 Androidを構成するソフトウエアは無料かつオ
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KDDI研究所と東京大学大学院情報理工学研究科浅見研究室は、「実空間透視ケータイ」と名付けた共同研究の成果を発表した。9月30日から開催される展示会「CEATEC JAPAN 2008」に出展される。 今回発表された「実空間透視ケータイ」は、携帯電話で現在地周辺の情報を把握できるというもの。6軸センサーやGPSなどを使って、直感的な操作方法を使うことが特徴とされており、店舗などの現在地に存在する情報に加えて、友人・知人の状況もチェックできる。 直感的な操作方法を実現するため、3軸加速度センサーと3軸地磁気センサーをあわせた6軸センサーと、GPSなどの位置情報測位機能が利用されている。これらの機能を使って、端末の現在地、端末の角度や方位を取得することで、携帯電話をかざした方向に存在する店舗や人の情報が画面上に描画される。携帯電話をかざすだけで、壁の向こう側にある店舗などの場所がわかることから
NECは25日、人間の感覚に近い音声・映像視聴を可能にする技術「能動的オブジェクト技術」の開発に着手したと発表、技術説明会を開催した。説明会はNEC 共通基盤ソフトウェア研究所の所長である中田登志之氏と、同研究所の部長・芹沢昌宏氏の2名により進められた。 この研究は、同社の音響処理技術・映像認識技術を組み合わせることにより、人の視聴覚機能が持つ「多数の音声や映像が混在する状態でも、注目した情報をより的確に認識できる感覚」の実現を目指したもの。この感覚を実現することにより、仮に相手が遠隔地にいても、あたかも近くにいるかのように感じることができる。また、従来の音声・映像により豊かな表現力を付加した、新しい遠隔コミュニケーション手段としての活用が考えられている。 今回実現した技術の内容としては(1)複数の人物が同時に発話している音声信号から、信号の独立性を分析することにより、それぞれの人物の音声
KDDI研究所は9月25日、携帯電話に搭載したカメラと連携し、携帯電話の動きをリアルタイムに認識するBREW拡張エンジン「直感コントローラ」を開発したと発表した。携帯を傾けて文字入力するといった操作が可能になる。 携帯カメラでとらえた映像を高速に分析することで、端末の傾きなどを高精度に認識するという。加速度センサーなど特別なハード不要で端末の傾きをとらえることができ、傾きに応じて動くアプリを開発できる。 例えば、入力したい行のボタンを押しながら携帯を傾けることで、その行から1文字を選んで入力できる新しい文字入力システムや、携帯を傾けて3D映像をさまざまな向きから見る――といった操作を実現できるとしている。携帯をゆっくり振ると写真を1枚ずつスクロールし、早く振ると高速でスクロールするといった応用も考えられるという。 直感コントローラは、「CEATEC JAPAN 2008」(9月30日~10
KDDIは、次世代の非接触IC方式「NFC」機能を搭載した携帯電話の試作機を開発し、決済アプリケーションの実験を行い、正常に動作することを確認した。 「NFC(Near Field Communication)」は、日本やアジアで利用されているソニーの非接触IC方式技術「FeliCa」と、欧米などで普及している「MIFARE」の両方に対応した、次世代の非接触IC方式。国内では、ソフトバンクモバイルが実験を行っているが、今回、KDDIでも試作機を開発して、決済アプリケーションの実験を行った。 試作機では、顧客情報を記録したUIMカード(au ICカード)にアプリケーションを搭載できるようにしており、将来的には機種変更した場合はUIMカードを差し替えるだけで新機種側でも同じサービスを継続して利用できるという。 試作機を用いた実験では、MasterCardの「PayPass」など、非接触ICの国
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ヤマハは、「初音ミク」などに使われている音声合成エンジン「VOCALOID」のオンライン版を、「CEATEC JAPAN 2008」(9月30日~10月4日、千葉・幕張メッセ)でデモ展示する。 サービス名は「NetVOCALOID」。出展内容の説明文には「VOCALOIDをサーバー上に実装し、Web APIを通じてクライアントアプリケーション上で動作させるデモ」とあり、「ヤマハの社内プロジェクト『Y2プロジェクト』を通して今後社外パートナーに提供される」という。 VOCALOIDオンライン版は、同社が以前から開発を表明しており、試作版をイベントで公開したこともある。試作版は、Webブラウザ上でメロディーや歌詞を入力し、初音ミクの声で歌わせることができるというものだった。 このほか、自分の歌声をメロディに合わせて自動補正するなどの機能をオンラインで利用できるらしい「Auto Vocoder
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