2007年12月13日03:15 カテゴリ書評/画評/品評Money これも教育論だ! - 書評 - 子どもをナメるな タイトルだけ見て買ったら、いい意味で裏切られた。 子どもをナメるな 中島隆信 経済学者が教育を語ったって、いいじゃないか。 本書「子どもをナメるな」は、副題に「賢い消費者をつくる教育」とあるように、経済学者が経済学の観点から教育を考えてみた本。どこかで見かけた著者だな、と思ったら「これも経済学だ!」の中の人であった。 目次 はじめに 第一章 義務教育の役割 第二章 子どもをナメるな! 第三章 すべての学科は「役に立つ」 第四章 これからの社会、これからの教育 おわりに 本書の主張は、見出しだけ見ると極論と暴論のオンパレードに見えなくはない。 筑摩書房 子どもをナメるな ─賢い消費者をつくる教育 / 中島 隆信 著 重要なのはモラルよりも損得感覚。正しい消費者を作ることが義