トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 宗太郎君さよなら 名古屋で「送る会」 2008年11月2日 朝刊 たくさんの折り鶴で飾られた各務宗太郎君の遺影=1日、名古屋市中区の市女性会館で 米国で多臓器移植を受けたが、9月に亡くなった名古屋市東区の各務宗太郎君=当時(9つ)=を送る会が1日、同市中区であった。 募金活動で支援してきた「そうたろうを救う会」(梶浦祐樹代表)が開き、宗太郎君の知人や支援者ら約200人が駆けつけて冥福を祈った。遺影の周りには、無数の折り紙とともに、闘病中の写真や励ましの手紙なども飾られた。亡くなる直前の映像が流されると、会場は涙に包まれた。 救う会は、米国の星名登録機関を通じて、命名権を購入。星に「SOTARO」の名を付け、この日の送る会で母親の優子さん(36)に登録証明書を贈った。優子さんは「こうした形で残してもらい、支えてくれた人たち