「女の子の体を登る」というアイデアは、なぜ生まれたのか。「(実際の姿勢とは違うのに)VR映像が原因で、背中側に重力を感じたら楽しい」――ゆるUnity電子工作部の宍戸拓躍さんは、そう狙いを話す。「体験した人が不思議な感じと話すのが面白い」(宍戸さん)。 展示には間に合わなかったが、VR HMDとは別に後頭部に電極を取り付け、電気刺激を与えることで平衡感覚を狂わせ、重力を感じさせる――という仕掛けも考えていたという。宍戸さんは「次回は、平衡感覚なども感じられるハードウェアとも組み合わせたい」と話し、視覚情報だけに限らないVRコンテンツを模索するという。 関連記事 「率直に答えてください!」――蓮舫代表の“猛追及”を再現「VR蓮舫」に責められてきた 民進党が開発した「VR蓮舫」を記者が体験。VR空間で、蓮舫代表の厳しい追及、議員からの激しいヤジを味わってきた。その模様をレポートしよう。 女の子