仮想現実(VR)デバイスを使用中のユーザー同士のマナーを向上させる取り組みについて、GoogleのVRチームが詳細を説明した。 同社のDaydream Labsの開発チームは、VRゴーグルを着用したユーザーたちに「前向きなソーシャル体験」を実現してもらう手法の構築に取り組んでいる。 人間は好奇心が強く、VR体験の限界をテストしようとするものだと開発チームは述べている。例えば、自分の手をほかのプレーヤーの頭に貫通させる、あるいは、ほかのアバターの身体の内側に立つとどうなるのか、といったことを試したがるという。 しかし、意図的な悪意がなくても、そのような行動は「ほかのプレーヤーに危険や不安を感じさせる場合がある」と警告。「開発者、設計者として、われわれは楽しくて使いやすい社会的体験を構築することに興奮を覚えるが、それをすべての関係者にとって安全で安心なものにすることも同様に重要だ」とした。 D