北海道旭川市の旭山動物園で、冬季営業が始まった18日、新施設の「かば館」と「きりん舎」が、21日のオープンを前に報道関係者に公開された。 かば館は、水中を泳ぐカバを真下からガラス越しに見られる「空を飛ぶカバ」が売り。同園によると、カバの同様の施設は国内に前例がなく、「恐らく世界初」という。 この日、カバ2頭のうち雄の「百吉(ももきち)」(2歳)が深さ3メートルのプールで、約700キロの巨体をぐるぐると横回転させるなど、ダイナミックな泳ぎを見せた。隣のきりん舎では2頭のキリンが木の葉を食べる様子が、キリンの目の高さや足元から観察できた。