12月5日の米国株式市場で、Appleの株価が6%以上マイナスとなる前日比37.05ドル安の538.79ドルへと急落した。1日の下落率としてはこの4年で最大。米IDCがタブレット市場で同社のシェアが低下するとの予想を公表し、成長への懸念が広がった。 IDCは、2012年のAppleのタブレット市場シェアは前年の56.3%から53.8%に低下すると予想。一方、Androidは前年の39.8%から42.7%に高まるとした。12年の世界総出荷台数は1億2230万台としている。 2016年の予想も示し、Appleのシェアは49.7%と、50%を割り込む一方、Windowsが10.3%と12年の2.9%から大幅に成長。Androidは39.7%と4割にとどまるとした。 Appleの株価はiPhone 5が発売された9月21日に705.07ドルの過去最高値を付けたが、その後はAndroid勢などとの競