まん丸い月が突然欠け始め、やがて赤黒く輝く。そして再び月は丸い姿に戻っていく。一夜のうちにこのような変化を見ることができる、とても興味深い現象が「皆既月食」です。 2014年10月8日の夜に、ほぼ日本全国で始まりから終わりまで見ることのできる皆既月食が起こります。宵の口の、多くの方にとって見やすい時刻に起こりますので、ぜひご覧になってみてください。
10月8日(水)は、月全体が地球の影に入り込んで“赤い満月”のように見える「皆既月食」が起こります。国立天文台によると日本全国で観測できるほか、ほとんどの地域では月が欠けだす部分月食の始まりから見られるとのこと。食の最大は午後7時54分ごろです。 ▽ 皆既月食 2014年10月8日 | 国立天文台(NAOJ) 月食は、満月の際に太陽・地球・月が一直線に並んで発生する現象です。太陽の光を地球が完全に遮っている部分「本影」を月が通過するときは皆既月食、部分的に遮られている部分「半影」を通過する際は部分月食と呼ばれます。皆既食中の月は「赤銅(しゃくどう)色」と呼ばれる赤黒い色に見えるのが特徴です。 今回の皆既月食では、沖縄の石垣島から西の地域では月がわずかに欠けた状態で昇ってくるものの、それ以外の地域では部分月食の始まりから観察できるそう。国立天文台は、以下の時間帯で皆既月食の様子が見られると発
満月が地球の影にすべて隠れる現象「皆既月食」が、12月10日(土)夜に発生します。今回の皆既月食では、月食の始まりから終わりまでを日本全国で観測できるとのこと。このような好条件で見られるのは、2000年7月以来だそうです。 ▽ 12月10日夜、皆既月食を観察しよう ―2011年12月10日夜、全国で好条件の皆既月食― ▽ 【特集】2011年12月10日 皆既月食 月食は、太陽・地球・月が一直線に並ぶ際に発生する天文現象です。月全体が地球の影に入り、太陽光が完全にさえぎられると、皆既月食になります。皆既月食中の月の色は「赤銅色」で、国立天文台によると、この色は「皆既月食ごとに変化する」とのことです。 今回の皆既月食は、始まりから終わりまでの全過程を日本全国で観測できます。天文情報サイト「アストロアーツ」によれば、全国的に月食中の月の地平高度は高く、“最高の条件”で見られるとのこと。月食のタイ
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