Googleが、JavaScriptよりも優れたWeb言語として開発中の「Dart」。このDartの標準化をECMA Internationalが開始したと、The Chromium Blogのエントリ「Ecma forms TC52 for Dart Standardization」で報告されました。 Dartは先月、最初の正式版となる「Dart 1.0」がリリースされたばかり。 ECMA InternationalはJavaScriptの標準化を行っている団体でもあり(JavaScriptは正式にはECMAScriptという名称)、DartはGoogle独自の言語から標準化された言語へと最初のステップを踏み出したことになります。ECMAは他にもC#の標準化も行っています。 WebブラウザにDartVMを搭載することを目指して 昨年の10月にGoogleがDartを発表したとき、Java
DartはWebアプリケーションの開発を想定したプログラミング言語。実行方法として、JavaScriptに変換してWebブラウザ上で実行する方法と、専用の仮想マシンを搭載したWebブラウザで実行する方法が予定されています。グーグルはChromeにDartの仮想マシンを搭載する計画を検討中であることを明らかにしています。 Dartの設計方針は次のように説明されています。 Create a structured yet flexible language for web programming. Webプログラミングのための、構造的だが柔軟性のある言語を作る Make Dart feel familiar and natural to programmers and thus easy to learn. Dartを、プログラマにとって親しみのある自然で、学びやすいものとする Ensure t
クライアントもサーバも! Webアプリ開発言語Dartとは 今回は、プログラミング言語「Dart」を紹介します。 Dartは2011年にグーグルが発表したプログラミング言語です。「Dart: Structured web apps」で情報が公開されています。今後のWebアプリ開発のトレンドを見極めるうえでも、1度はチェックしておきたいプログラミング言語でしょう。 DartはJavaと同じクラスベースのオブジェクト指向言語です。JavaScriptがターゲットとする分野と同じくWebアプリ開発向けのプログラミング言語です。 「構文スコープ(lexical scoping)」「クロージャ(closures)」「オプショナル静的型(optional static typing)」といったJavaにはない機能をサポートしています。Webアプリを開発しやすい言語を目指しており、クライアントサイドもサ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く