Sonia Uppalさんは、8年生のときのプロジェクトで南北戦争をテーマにしたコンピュータゲームを作ってから、プログラミングに興味を持つようになった。しかし、彼女の学校のプログラミングに関連するカリキュラムは、子どもにとっては耐え難いほど面白味に欠けた、やりがいのないものだったという。「本当にひどいものだった」そう話す彼女は当時、コンピュータサイエンスの勉強を一度はやめてしまった。 翌年のテクノロジフェアに参加したとき、「Raspberry Pi」という35ドルのコンピュータとの出会いが彼女の興味に再び火をつけた。手のひらサイズのこのコンピュータは、剥き出しの回路基板の上に、主張するかのように全てのチップや電子コネクタが実装されたものだ。 「胸が躍った」と彼女は話す。「一つ手に入れてあれこれと手を加えてみた。この小さなコンピュータで本当にたくさんのことができる」(Uppalさん) Ras