このコラムで取り上げているO2Oというテーマは、多義で多面性があるため、分類や体系化が難しく、クライアントや社内の方々から相談受ける内容も様々だったりします(そのために、このコラムを通じて整理させていただいているのですが)。 その相談の中で、O2Oにおける「集客」と「送客」というテーマで議論があったので、今回は、その話をさせていただこうかと思います。 ひとつの整理の方法としてO2Oを「集客」と「送客」というキーワードで分けて考えるにあたって、言葉のニュアンスから意味を定義してみたいと思います。 集客:何かしら自社の顧客化されているユーザーを自社の店舗などに誘導する施策。 送客:顧客化されていないユーザーを他メディアなどから誘引する施策。 そもそもO2Oは、メディアの話ではなく、マーケティングの考え方のひとつと捉えています。 O2Oサービスとして旗を立てている“メディアからの誘導”と“自社の