マイクロソフトを恐れず、その「3年先」を行け マーク・テンプルトン 氏 米シトリックス・システムズ 社長兼CEO(最高経営責任者 米シトリックス・システムズは不思議な会社だ。米マイクロソフトに12年間「ターミナルサービス技術」を提供し続けながら、マイクロソフトに飲み込まれることなく、業績を伸ばし続けてきた。シトリックスのマーク・テンプルトン社長兼CEOは「マイクロソフトを恐れてはならない。常に投資をし続け、その3年先を行くのが生き抜く道だ」と力説する。(聞き手は中田 敦=日経コンピュータ、写真は加藤 康) いま、多くのシステムインテグレータが、クラウドを不安視しています。特にマイクロソフトが「Windows Azure」によって、パートナーの製品やサービスを脅かすのではないかと危惧しています。マイクロソフトとどう付き合うべきか、コツはありますか。 確かに、マイクロソフトとビジネスをやってい