人々の意見はとてもたやすく会議を脱線させたり、グループの意志決定を止めたりすることがあります。そこで、スタートアップ企業への投資を行う「Google Ventures」による、15分で良い意志決定をするための「Note and Voteメソッド」を紹介しましょう。 1.参加者にペンと紙を配って、アイデアを書き出す 5分間(タイマーをセットします)で、誰とも相談することなく、決定したいことについてのアイデアを思いつくだけリストに書き出します。誰かと共有はしませんから、何を書いてもOKです。次にタイマーを2分間にセットして、それぞれが1つか2つ、気にいったアイデアをリストの中から選び出します。ここまで、誰もしゃべりません。 2.気に入ったアイデアをそれぞれ発表する 次に、参加者各自が、一番良いと思ったアイデアを声に出して読みます。正当性を主張したり、緻密に作りこんだりしないで、書いたものをただ
生きている限り、私たちは時おり、人生を変えるような、難しい決断を迫られます。どの仕事に就くか、複数の応募者から誰を採用するか、そして「死が2人を分かつまで」という結婚の誓いを立てる相手を誰にすべきか、といった選択がこれにあたります。実は、正しい選択をする確率を高めるのに使える数学的戦略があります。 このジレンマは、「結婚問題」(あるいは「秘書問題」)と呼ばれています。例えば、交際している人がいる場合、この人こそ伴侶とすべき相手だと、どうやったら判断できるでしょう? 何しろ、その人と結婚すると決めた時点で、あなたの魂の片割れになるかもしれない、ほかのすべての人と結ばれる可能性は断たれてしまうのです。 NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ、アメリカの公共ラジオ放送)が、このジレンマを数学に基づいた戦略で解決する方法を伝えています。これは、1960年代に数学者のマーティン・ガードナー氏が解明し
私たちは毎日、驚くほどたくさんの決断を迫られています。メールにどう返事をするか、ムダなものをどやって片づけるか、仕事を引き受けるべきか、などなど。 そうした決断のたびに相当なストレスが生まれています。それは多くの場合、正しい決断を下すのに十分な情報を持っていないのが理由です。 結果が明確にわかっていれば、それをよく考えた上で決断できます。ですが、ほとんどの場合に結果はわかっていないものなのです。 では、どのように決断したら良いのでしょうか? 決断を実験としてとらえてみる 大抵は、そもそも決断しないという方法がとられます。つまり、決断から逃げるわけです。しかし、そのせいで受信ボックスがいっぱいになったり、ムダなものが山積みになったり、人生の重大な選択が先延ばしにされたりして、ストレスが大きくなってしまいます。 そこで、今回は効果のある対処法を紹介します。決断を最終的な選択と考えずに、実験とし
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