東京都渋谷区の代々木公園で見つかったサメの死骸を現場に置いたのは港区の自称会社員の男性(25)だったことが警視庁代々木署への取材で分かった。男性は写真撮影が趣味で、公園近くの回転すし店で譲ってもらったサメを18日に公園で撮影し、翌日回収するつもりだったという。「故意性は低い」として立件は見送られる見通し。 代々木署によると、男性は15日、すし店前に展示してあった体長約1.5メートルのサメを「撮影したい」と譲ってもらい、一度都内の友人宅に運んだ。18日夜に友人らと代々木公園に運び、駐輪場近くで撮影したが、約100キロと重いため1人では動かせず、取りあえずサメをブルーシートで覆って帰宅したという。 男性は19日夕方に知人と一緒に公園からサメを運び出すつもりだったが、その間に騒動になった。男性は「こんな騒ぎになって驚いている」と反省しているという。代々木署に保管されていたサメは21日、男性の依頼