特許を活かして何かを生み出すのではなく、特許を盾に訴訟を起こすなどして和解金やライセンス料を徴収しようとするパテント・トロール。特許マフィア、特許ゴロ、特許寄生虫などと呼ばれるような存在である。その危機がポッドキャストにも及ぼうとしている。 今年2月にPersonal Audioという会社が同社が特許を保有する技術を使用してポッドキャスト放送を提供しているとしてAdam Carolla ShowやHowStuffWorksといったポッドキャスターに特許使用料の支払いと求める書簡を送付、5月にはCBSとNBCにも送りつけた。人気ポッドキャスターや大手メディアが応じれば、他のポッドキャスターも従わざるを得ない。善意でコンテンツを提供しているポッドキャスターも多いだけにライセンス料支払いが負担になれば、ポッドキャスト市場の縮小に直結する可能性がある。 「ポッドキャストを救え」- 10時間で目標額