先月発生した私のGoogle+のアカウント停止騒動ですが、ちょっとネタとしてあまりに面白かったので久しぶりにノリノリでブログを書いてしまった結果、思っていたよりも大事になってしまっていたようで、各方面にご心配頂いてすいませんでした。 個人的には、当時、丁度ペンネームのアカウントの人たちが次々にGoogle+のアカウントを停止されて、議論が盛り上がっていたのを横目に見ていたタイミングで、まさか実名の自分がアカウントを停止されるとは思っておらず、あまりにネタとして面白くて、勢いで強めのブログ記事を書いてしまった次第です。 ただ、その後いろんなところで、Google+大変でしたね、と言われることが意外に多いので、念のためこちらに背景を書いておきたいと思います。 まず、Googleジャパンの中の人にもいろいろとご迷惑をおかけしてしまったようなので、Googleの方々の名誉のために書き添えますと、ア
National Public Radio社のアンディ・カーヴィン氏が、MediaGuardian Edinburgh International Television Festivalにて、Googleの元CEOであるエリック・シュミット氏から、Google+の実名ポリシーについていくつかの回答を得たとGoogle+上で公表しました。 カーヴィン氏が、Google+における実名ポリシーの強制はユーザーにリスクを負わせる可能性があるのではないかと質問したところ、シュミット氏から以下の様な回答を得たとのことです。 Google+はまず第一に各個人のアイデンティティをベースとしたサービスとして作られた。 将来作られる関連サービスも、ユーザーが実名を登録しているという前提で計画されている。 もともとGoogle+の利用は強制ではなく任意であるため、もし実名を登録することに懸念がある場合はGoog
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実名社会に近付くインターネット Googleが新しいソーシャル系サービスGoogle+をはじめた。Facebookなど既存のサービスを参考に、Googleの既存サービスとも連携をはかった、なかなか面白いサービスである。しかし、どうもGoogleはFacebookのよくない部分まで参考にしてしまったようだ。それは実名でないアカウントに対して、たいへん強行な措置をとっていることだ。Facebookでは、実名ではないアカウントで利用していた人が、前触れもなくアカウントを削除させられたり、実名の入力を済ませるまで利用を停止させられたりする例が、これまで何度も見られてきた。Google+についても同じような問題が早くも話題となっている。 FacebookやGoogle+が今後どのように運用されていくかは分からないので、これらのサービスの将来についてはこれ以上言及しない。問題は、ソーシャルメディアサー
danah boyd | apophenia - “Real Names” Policies Are an Abuse of Power Google+ の実名ポリシー(とその後の迷走)や、Facebook のランディ・ザッカーバーグ(彼女は Facebook を離れているが)の「インターネットの匿名性は無くすべき」という発言が話題になっているが、ソーシャルネットワークの研究者である danah boyd が、Google+ や Facebook のポリシーを真っ向から批判している。 実は彼女の文章を週末に翻訳して公開しようと思ったのだが、以前は CC BY ライセンスだった彼女のブログがいつの間にか All Rights Reserved に変わっており、翻訳意欲が萎えてしまったのでここでは内容紹介にとどめる。 今回の実名ポリシー問題は Twitter の #nymwars ハッシュタグ
[偽名か実名か・・・] Google+ が実名使用にこだわって大量のアカウントを削除したため大騒ぎになった。 Robert Scoble は、Vic Gundotra[グーグルソーシャル部門担当上級副社長、マイクロソフト時代 Scoble の元上司]とやりとりで、次のように説明された[日本語]という。 ・本名使用を義務づけていることはポジティブな雰囲気を作り出すためだと説明し、「レストランがシャツを着用していない人の入店を認めないのと同じことだ」と述べた。[CNET Japan 訳] ・Google+が本名使用を推奨する目的は、実際の名前や正式名にこだわっているのではなく、「一般名称の使用を義務づけて、奇妙な方法で自分の名前を綴る人々を排除することが目的だ。例えば、上下逆さまの文字や『god』のように明らかな偽名を使う人々だ」と説明した。[CNET Japan 訳] * *
Facebookマーケティングディレクタで、Facebook共同創設者であるMark Zuckerberg氏の姉であるRandi Zuckerberg氏が「ネット上での匿名は消えるべきだ。("anonymity on the Internet has to go away.")」と発表しました。 「NetworkWorld : Argh! Another Facebook Zuckerberg Wants to Kill Off Anonymity」 人々が匿名で言いたい放題になってしまうので、自分の名前が表示されていた方が人々は礼儀正しくなるというのが理由だそうです。 NetworkWorldでは、Randi Zuckerberg氏による発言へのEEFからの反論も紹介しています。 「Randi Zuckerberg Runs in the Wrong Direction on Pseud
「Google+」のプロフィール名の制約を巡って多くの人々が困惑しているが、Googleは、論争を巻き起こしているポリシーを微調整することで応じた。 Google+の製品担当バイスプレジデントを務めるBradley Horowitz氏は、米国時間7月25日夜に公開されたGoogle+投稿において、ユーザーによるGoogle+の名前ポリシー違反の多くは、「悪意はなく不注意によるものだった」ことを認め、これらの人々にとって今回のプロセスは「不快で残念な」ものであるかもしれないと述べた。 Google+は、わずか数週間で2000万人の会員を獲得したが、同時にその多くが、プロフィールにニックネームやハンドルネームではなく本名を使用しなければならないという同サイトの条件について不満を明らかにしている。また多くのユーザーが、そのポリシー違反に関連して自分のアカウントが自動的に停止される事態に遭遇した。
「Google+」がメンバーに対し同ソーシャルネットワーク上での本名使用を義務づけていることをめぐって論争が起きているが、Googleのバイスプレジデントがこの件について自分の考えを述べたようだ。 Googleのソーシャル部門担当シニアバイスプレジデントであるVic Gundotra氏は、米国時間7月24日夜のテクノロジブロガーRobert Scoble氏との対談の中で、GoogleがGoogle+に関する初期の取り組みの中でいくつかの過ちを犯したことを認めたと報じられている。しかし、同氏は本名使用を義務づけていることはポジティブな雰囲気を作り出すためだと説明し、「レストランがシャツを着用していない人の入店を認めないのと同じことだ」と述べた。 数年前Gundotra氏の部下としてMicrosoftで働いた経験を持つScoble氏は25日、Google+への投稿の中で対談内容の詳細を公開した
いま米国の4chanという人気サイトの管理人であるmootが日本にきている。一般のメディアではとりあげられないだろうが、これはネット社会にとっては大事件だ。 4chanとは、なんだか、日本の2ちゃんねると似た名前であるが、実際に4chanは日本の2ちゃんねると同じ匿名掲示板だ。システム的には日本にある別の匿名掲示板ふたばちゃんねるを元にしており、文字だけしか書き込めない2ちゃんねるとは違って画像も貼れるのが4chanの特徴だ。 一般には2ちゃんねるに代表されるネットの匿名文化は日本に特有のものだとされている。日本のネットコミュニティについて、これからは日本も匿名から実名へ主流が移行すると唱える人間は定期的にあらわれるのはご存じのとおりだ。それに対して日本は匿名のネットコミュニティしか流行らないという反論も必ず起こるのも見慣れた光景だ。 ところがネットの本場米国でも4chanのような匿名のネ
こんにちはJohn Smithです。 いや、昨日common nameってなんなの?ということを書いたあとに名前を「John Smith」に変えて、もう一度チェックしやがれとフォームで送ったところ、このような回答が来ましたんです。 Hi John, Thank you for contacting us with regard to the name you want to use with your Google Profile. After further review, we have determined that your name is within our Community Standards policy. Thank you for your patience while we reviewed your profile name. Sincerely, Geoff と
■編集元:ニュース速報板より「マスコミ「日本は匿名重視と言ってるのは2chを使ってる30代~。ネットに慣れている若い世代は実名」」 1 名無しさん@涙目です。(兵庫県) :2011/07/02(土) 21:46:16.88 ID:hDhMb1zx0 ?PLT(20002) ポイント特典 mixiが、ユーザーがどんな人々かをまとめた「mixiの『いま』がわかるインフォグラフィック」を発表し、話題となっている。 それによれば、登録ユーザー数は2337万人で月間ログインユーザー数は1537万人、月間PV(Page View=アクセス数)は291億。ユーザーの割合は男性48.9%で女性51.1%、「つながりの平均人数」は一人あたり40人といった具合だ。 また、どんな人と繋がっているかを見てみると、「実際会ったことある人を友人登録している」が81.5%で、これはFacebookの60.3%、
すごくすごく久しぶりです。 ある編集者です。生きています。 東京で地震にあっただけで大げさな、と思われそうですが、 昨日オフィスで、最初の大きな地震に遭遇したとき、 正直、死ぬかと思いました。 ビルの構造(しかも、それは安全性を考えた構造なのでしょうが)のせいか、 縦揺れがひどく、エレベーターは止まり、あちこちでゲラや本が散乱し、 社内も社外も騒然としているし、そのあとも、たえまなく余震が続く。 間違いなく、僕が生きていた中で体験した、一番大きな地震。 その地震のさなか、そして「地震のあとで」、考えたことがいくつかあります。 一番最初に考えたことは、身も蓋もないですが、 「この会社で死にたくない」ということでした。 この会社で死ぬ、というか、多分、 この会社の一員のまま死ぬということにたいして、 僕は納得はできないな、と思いました。 それは、自分の真意に気づかされたというより、 前々からの
facebookが、実名っぽくない人のアカウントを停止していてちょっと話題になっている。 はまちちゃんもアカウント停止を食らったみたい。 はまちちゃんは、日本で最も有名なハッカーかつ善良なクラッカーで、ここ最近はamachangと一緒に日本のfacebookエヴァンジェリストをやっていた。 (彼らのせいで、年末から急にfacebookが盛り上がったんじゃないかな) 彼がロシア人なのかどうかは置いておいて、ASCIIやC-Netで写真付きのインタビューも受けているほどなので、デビュー前の芸能人なんかよりずっと社会的認知がある。 だからそれをもって「はまちや2」で登録すれば、facebookも文句を言わないと思うのだけど、どうするんだろうねぇ。 さて、はまちちゃんの件は別として、日本の一般ユーザーのハンドルネームと、facebookの実名主義とについてちょっと書いてみるよ。 日本は匿名主義だか
みんなのIoT/みんなのPythonの著者。二子玉近く160平米の庭付き一戸建てに嫁/息子/娘/わんこと暮らしてます。月間1000万PV/150万UUのWebサービス運営中。 免責事項 プライバシーポリシー 10年くらい前,「Web日記文化」というのがあったんだけど,僕はその時期からWebで日記を書いてた。今と違ってブログと言う言葉もRSSと言う言葉もなかったし,インターネットユーザ数は今よりずっと少なかった。Webを使った日記投票サイトがあって,そこで「100票取った!」とか騒いでた,そんな古き良き時代。 その頃僕はフォールディングカヤックを使ったリバーツーリングに興じていて,栃木県の那珂川に川下りに行った。東京のオフ会で知り合った那須在住の女性と「近くまで行くので会いましょう」,ということになって。 その人もWeb日記を書いていて,Webで日記を書くことについていろいろ話をしておいると
【教えてくん】コミュニティーなのです。 なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ 実名推進派は人の気持ちがわからない人が多い。 : ひろゆき@オープンSNS ひろゆき@オープンSNS (ひろゆき@オープンSNS) 投稿者, @ 2009-10-06 08:24:00 実名推進派は人の気持ちがわからない人が多い。 ネットの、実名・匿名の議論は、毎年起きる行事の一つになりつつありますが、最近、ようやく一つの法則を見つけることが出来ました。 基本的には、匿名派の人は、会社バレして面倒が起こるとかのデメリットの話をしているのに、実名派の人は、実名にはこんなメリットがあるよみたいな意見が多いのですね。 匿名派の人は、実名と匿名の両方を認めているので、実名の人に匿名で書けという意見は滅多にないのですね。 でも、実名派の人は、匿名で書くのをやめて、実名で書けとい
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