サーバアプリで暗号化通信だけを目的としてSSLを使いたいときは、自前の認証局(Certificate Authority)を立ててやるのが簡単です。セキュリティ面で決してオススメできる方法ではありませんが、無料で手軽に導入できるというメリットは大きいと思います。 これから紹介するのは、自前の認証局を立てて証明書を発行する方法と、SSL対応のNode.jsサーバアプリのサンプルです。 0. opensslのインストール$ sudo apt-get install openssl 1. 自前認証局を作成以下の手順で自前認証局(Certificate Authority)の証明書ファイル(crt)を作成します。 $ mkdir ~/ssl-cert && cd ~/ssl-cert$ openssl genrsa -des3 -out ca.key 1024 $ openssl req -new