在日コリアン弁護士の勝訴確定=ネット呼応、大量の懲戒請求-最高裁 2019年10月30日18時20分 インターネット上の呼び掛けで各地の弁護士会に大量の懲戒請求が寄せられた問題に絡み、対象とされた在日コリアンの弁護士が請求者の男性に慰謝料など55万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林景一裁判長)は29日付で、原告、被告側双方の上告を退ける決定をした。男性に11万円の支払いを命じた二審判決が確定した。 大阪訴訟も「適法」確定=朝鮮学校の無償化除外 日弁連は2016年、自治体による朝鮮学校への補助金支給停止に反対する声明を発表。17年、ブログでの呼び掛けに応じたとみられる懲戒請求が全国の弁護士会に計約13万件寄せられた。対象とされた弁護士の一部は請求者を相手に各地で同様の訴訟を起こしており、原告によると、最高裁で賠償命令が確定したのは初という。 確定した訴訟は、東京弁護士会所属の金