サッカーのJ1は2015年から2ステージ制(前後期制)とポストシーズンの導入を決め、当面は14年が1シーズン制で争う最後の年になる。新制度では1年を通じて最多勝ち点を奪ったクラブを年間王者とする公平性が損なわれ、Jリーグが“錦の御旗”に掲げる関心度と収益アップにつながるかも不透明。選手やサポーターに受け入れられると仮定すれば考えられた次善策にはなっているものの、机上の空論の域を出ない不確定要素が山積みとなっている。◇ ◇ ◇ ポストシーズンには年間王者決定戦のチャンピオンシップ(CS)とスーパーステージ(SS)があり、年間最多勝ち点クラブはCS出場権を獲得する。SSではCS出場クラブを争う。原則として、まずは各ステージ優勝クラブと年間勝ち点2位、3位のクラブがたすき掛けで対戦。勝者同士の対決を制したクラブがCSに出場する。CS、SS出場クラブが重複しても下位クラブの繰り上が