サッカー日本代表は4日の「キリンチャレンジカップ2009」(東京・国立競技場)でフィンランド代表と対戦する。 国内2大ファンタジスタが、攻撃に変革をもたらす。冒頭以外非公開の練習。関係者によると主力組のボランチに遠藤、右MFに中村憲が入ったことが判明。新布陣採用の可能性が出てきた。 「リバウンドもなく順調に来られた。全部いければベスト」と右太もも痛で調整が遅れていた遠藤がフル出場に意欲をみせれば、中村憲は「(右MFを)できる自信はある。役割は変わるけど、持ち味は変わらない」と最終予選開幕後初の位置に自信を示した。 中村憲がボランチで出場し、遠藤が欠場した1月28日のバーレーン戦では、中盤のタメがなく0−1完封負け。その“治療”が、まさにこの配置転換。練習前には、岡田監督が中村憲と4分間の“臨時会議”。指揮官の期待は大きい。 「空中戦を挑んでも勝ち目がないので、敏捷(びんしょう)性で対抗しな