ビル・ゲイツ氏はMicrosoftの創設者として有名ですが、慈善事業でもその名を知られています。 ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、2000年から貧困層を手助けするためのプロジェクトや研究に対し、280億米ドル(約3.5兆円)以上を寄付しています。 ゲイツ氏は、数年前にABCチャンネルのQ&Aに出演し、その中で慈善事業に取り組む理由を説明しました。 そうですね、幸運にもばくだいな富が手に入ったら、何ができると思いますか? ピラミッドを建てられますし、400人にうちわであおいでもらったりもできますよ。ただ、消費には限度がありますから、そこから、自分の感じていること、属しているもの、本当に価値のあることについて、考えなくてはなりません。皆さんが自身をこの世界の住人だと感じ、全人類の手助けをしたいと思っているのなら、「もっとも大きな不公平はどこにあるのか?」ということを考えましょう。 ものごとの焦点