自民党の脇雅史参院国対委員長は14日の記者会見で、橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」が次期衆院選の公約として策定中の「維新版・船中八策」について「論評に値しない。憲法を変えなければできない話もあり、とても公約になんかなるわけもない」と批判した。 脇氏は「2年半前に民主党がとんでもないマニフェストを出して、今日まで来たが、全部できなかった。また2年半前と同じことなる」と述べ、実現は難しいとの見方を示した。 溝手顕正参院幹事長は「全部がダメとは言わない」としながらも「できそうなことと、できそうにもないことが全部ごちゃまぜで混在している。(民主党マニフェストと)同じより、もっとひどい」とこき下ろした。 【関連記事】 「大阪維新の会」国政進出へ加速 「期待」64% 大阪府市、関電に30項目の情報開示要請へ 「船中八策」を説明「大阪都構想から道州制へ」 「キン肉マン」作者ゆでたまご