（ＣＮＮ） 米軍が武装勢力掃討のためパキスタンでの無人機攻撃を強化していることに対し、同国北西部ペシャワルで２３日から２４日にかけて大規模な抗議集会が開かれた。 集会を率いたのは、元クリケット選手で右派政党「正義行動党」党首のイムラン・カーン氏。閉会に際し、米軍に「無人機攻撃をやめなければ、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）からアフガニスタンへの物資補給路を封鎖する」との最後通告を突きつけた。さらにパキスタン政府に対して、首都イスラマバードへの大規模行進を実施すると警告した。 同党は国会に議員を送り込んでいない小党だが、若者らに広く支持されている。集会には政党や宗派を問わず多数の市民らが参加した。昨年無人機攻撃で父親を失ったという８歳の少年は、「無人機攻撃は私を孤児にした」とのサインを掲げていた。 集会は。南部の港湾都市カラチからアフガニスタンへ向かうＮＡＴＯの補給ルート２本のうち１本をさえぎる
