つくばエクスプレス(TX)の40代の男性運転士が今月13日、別の列車の人身事故に伴い停車していた車両から、私有の携帯電話を使ってフェイスブック(FB)に事故発生を知らせる投稿をしていたことが、運行する首都圏新都市鉄道(本社・東京)への取材でわかった。 同社によると、直後に社内で投稿を把握。社内規定で、私有の携帯電話は電源を切ってカバンの中に入れることになっているため、この運転士をその日の勤務から外したという。 事故は13日夕、南流山駅(千葉県)で起きた。2005年の開業以来初めての人身事故だった。事故の影響で運行中の上下全36本が午後5時17分から約2時間、最寄り駅に停車した。 秋葉原発つくば行き普通列車に乗っていた運転士は万博記念公園駅(茨城県つくば市)に停車し、乗客全員を代替バスまで誘導。その後、運転席で待機していた午後6時半ごろ、携帯電話から「TXで初めて人身事故発生。復旧に相当時間