景色変わる6インチヒール ― 靴の話 春頃に買ったすごくお気に入りの靴があって、今日はその話をします。 商品としてはこれで、アイボリーとブラックを持っています。 https://store.cityhill.co.jp/item/945970.html アイボリーを買った後、かわいくて歩きやすくて気に入ったのでブラックを追加購入しま…

『宮崎アニメは、なぜ当たる スピルバーグを超えた理由』(斉藤守彦/朝日新書700円税別) 宮崎作品とスピルバーグ作品の比較書 7月出版という時期を考えると一種の「ポニョ本」であろうが、タイトルに引かれて思わず買ってしまった。いわゆる作品を語る宮崎本が多い中でこの本はビジネスについて触れていると思ったからである。 で、実際読んでみたら、トトロ以降の宮崎作品とスピルバーグ作品の興業成績を中心に述べられた、何というか映画業界本であった。確かに日本において宮崎作品と比肩しうる力量を持った個性はスピルバーグくらいしかいない。 ということで、それで宮崎アニメがなぜ当たり、なぜスピルバーグを超えたのかその理由がわかったかというと、予測したとおりであったがそんなことはなかった(但しデータは役に立ちます)。もちろん、色々な推論が書かれてあるのだが、どれも今ひとつ腑に落ちる説得力を持たない。 まあ、なぜ宮崎ア
押井守の最新作『スカイ・クロラ』は、残念ながらヴェネツィアでの受賞を逃したが、北野武、宮崎駿らの作品とともに日本映画3本がコンペティション部門にエントリーされたというのは、それだけでも壮観だった。 それにしても、この押井守という監督も、なんやかんや言われながら、長編をコンスタントに発表できている、世界的に見ても稀有な存在である。それに、宮崎駿のことを「本人が作りたければどんな作品でも作れる監督になった」と評するむきがあるが、その意味で言えば、『立喰師列伝』のようなケッタイな作品まで制作・公開できる押井も相当なものだ。もっとも、『スカイ・クロラ』は、けっこう楽しめたのだが、個人的には、押井の作品履歴の中では、さほど印象に残るものにはなりそうにない。 さて、押井守関連の文献も数多い。それは、押井が(インタビューなどで)お喋りであり、自ら筆をとって雑誌等に寄稿することも多いからだ。抽象的で虚無感
キネマ旬報社「動画王VOL.07」キャラクターデザイン特集(発行日・1998年12月25日)P175〜177より。 安彦良和ロングインタビュー(ごく一部分を抜粋) ―――その後企画はどのように進行したのですか? 安彦 六畳一間の小さな企画室で話している状況は覚えているんですけど、そのとき富野氏はあんまりしゃべんなくて、ふてくされたような寝たようなポーズしてたと思う。それで話をしてもまとまんないから「富ちゃんなんか考えてよ」ということになって、「じゃあ、一日か二日くれ」って言って彼は家に帰ってあの長ったらしいのを書いてきたんですよね。だからあれは、民主主義的に決めたんじゃなくて、富野氏が家でやってきたものだったんです。それをあの長さとわかり難さで煙に巻かれて(笑)、「なんだかわけわかんないけどおもしろそうじゃないの?」ということでそれをいただくことになったんです。 ―――ということは全
第10回 「セカイのオシイ」の作り方 この原稿が掲載されるころには第65回ヴェネチア国際映画祭はもう閉幕しているが、果たしてコンペの結果はどうだっただろうか。 ご存じのとおり今回、日本からは押井守監督の『スカイ・クロラ』に加え、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』、北野武監督の「アキレスと亀」の3作品がエントリーされている。日本映画がヴェネチア映画祭で3作品もコンペに選出されるというのは異例という。 ヴェネチア映画祭ディレクター、M・ミューラーは、どうして日本映画はこの3作なのかについてインタビューで答えている。 『スカイ・クロラ』と押井については、「オシイは“もう1人のアニメの巨匠”ではない。個人的にも、あの“ピーターパン魂”に反応せずにはいられなかった」と触れている。 要約のせいかちょっと意味が取りづらいコメントだが、要は「オシイ・マモルの名前はすでに広く知られている」「『スカイ・クロラ』に
日経BPの谷口監督のインタビューが更新されていましたね。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080902/169503/ この中で出てくる“快感原則”という言葉は大変に意味深で、重要ですね。私はこれは、視聴者―受け手の感情をちゃんと揺さぶる作劇をすること…何も考えずに見ていて泣いたり笑ったりいい気持ちになったり出来る画面作りをすること、と理解しています。 実際にコードギアスを視聴しているときの感情の起伏というのは強烈で、ともすれば毎回毎回その場限りで視聴者を驚かせるだけで内容なんてないんじゃないかと揶揄されてしまったりもするのですが、けしてそうではないということをこのブログでは延々と書き綴ってきたんですね。 感情と情報のトレードオフを克服する とかく、強く感情を揺さぶる表現をすることと、画面内の情報量を増やすことはトレードオフの関係
いつぞや富野スレに投下したものだが、 かすかな覚えしか無いけれど、どうやらこれも僕がタイプしたものらしいので、 おいて置きます。 富野に訊け50回記念スペシャル 最近テレビで見たのですが、中学、高校の先生にとって午後3時半から5時までが「魔の時間」と言われているそうです。 何故かと言うと、生徒が帰った後に外部から「おたくの生徒さんが万引きをした」といったたぐいの電話がよくかかってくる時間帯だからです。 それに最近の小学生、特に5年生以降の60%が学校に化粧道具を持って来たり、一部の小学生は親と一緒に整形すらやっているそうです。 小学校から中学校、高校の生活の中で、何故若い人たちは皆そんなにだらしなく生き急いでいるのでしょうか? 「自分の人生なのだから勝手にやらせて暮れ」と言う言い方を彼らはするでしょうが、その生き方はあなたを社会人不適格者にしていくだけです。 よく駅のホームで抱き合っている
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