園児の「性別への違和感」や受診歴、無断でHP掲載 両親「アウティングだ」市に謝罪と説明要求 2021年1月18日 20:16 大津市が、市立保育園の年長園児(6)の性別への違和感や受診歴を、保護者に無断でホームページに掲載していたことが18日までに分かった。両親は昨年末、当該部分の削除を求めて提訴し、市側は18日に削除した。両親は自分の認識する性別などを了解なく第三者に暴露する「アウティング」だと批判し、市に謝罪と経緯の説明を求めている。 母親や市などによると、園児は2019年4月に年中の4歳児として途中入園。戸籍上は男性だが、自身を女性と認識し、同11月には医師から「性別違和」の診断を受けたため、両親が園側に伝えた。 市は昨年6月、ホームページで公開した同園の「保育園評価書」の取り組み課題の欄に「園全体で情報を共有し、個別に配慮してLGBT(性的少数者)への知識や理解を職員が深めていくよ