高橋名人の働き方 「ゲームは1日1時間」はテレビゲームを“インベーダーハウス化”させない戦略だった:高橋名人の仕事哲学【後編】(1/5 ページ) かつて、テレビゲームは子どものおもちゃとして遊ばれてきた。ファミコンの発売から36年が経ち、「ファミコン小僧」とも呼ばれた子どもたちは今や社会の中枢を支える年代になっている。 そんな子どもたちのヒーローがいた。高橋名人(60)だ。子どもたちの前では「名人」として全国各地を渡り歩き、テレビゲームの普及活動に務めた。大人の顔としてはハドソンの宣伝マンとしてテレビゲームの普及活動に努め、ゲーム史に残る数々の偉業を残している。だが、実はそんな名人も元は口下手であったといい、その素顔についてはあまり知られていない。 一体、どんな考え方で仕事をし、どんな結果を残していったのか。今回、名人本人がITmediaビジネスオンラインの取材に応じ、「名人」としての仕事