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bookに関するrajendraのブックマーク (396)

  • 文芸でも実用でもない本のジャンルってなんて言うの?

    anond:20241102083243 読書趣味なんだけど、他人にそれを伝えると大抵「どんな作家が好きなんですか?」と返ってくる あんま読まない人にとって読書のイメージは文芸を読むことっぽい でもおれは大体学者や専門家が書いたを読むことが多い、今読んでんのはアセモグルのこれ↓ 国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上) https://amzn.asia/d/hg8ADCt こういう、一般人向けに専門家が書いた特定ジャンルについての知見をちょっとエンタメっぽくしたを端的に表現する言葉ってなくない?上記のアセモグルのAmazonだと「世界史」のジャンルなのだが、それをもって「世界史の読んでます!」というのも憚られるし ちょっと前に売れてたFACTFULLNESSも似たようなジャンルな気がするけど、これもAmazonでは「確率・統計」ってジャンルに入ってて、でもあの

    文芸でも実用でもない本のジャンルってなんて言うの?
    rajendra
    rajendra 2024/11/01
    内容の平易さによるカテゴリ分けだから名前は無いのでは。アセモグルやノアハラリに相当するの、昔ならブローデルとかカイヨワあたりになるのかな。学術的な主題を咀嚼したい知的読者を想定してるよね。
  • 『幻の惑星ヴァルカン』 それはいかにして「発見」され、いかにして葬り去られたのか - HONZ

    水・金・地・火・木・土・天・海・冥。かつてそう教えられた太陽系惑星のなかから、2006年に冥王星が除外されたことは記憶に新しい。だがじつは、19世紀後半にはそれら惑星候補のなかにもうひとつ別の名前が挙げられていた。書の主役は、その幻の惑星たる「ヴァルカン」である。 ヴァルカンはその生い立ちからして冥王星とは異なっている。というのも、そもそもそんな星は存在すらしていなかったからだ。では、存在しないものがいかにして「発見」され、そして最終的に葬り去られることになったのか。書は、その誕生前夜から臨終までを、関係する天文学者や物理学者にスポットを当てながら、ドラマ仕立てに描いていく。 ストーリーは、17世紀後半、ニュートン力学の登場から始まる。周知のように、その偉大なる体系は、惑星の運動を含む広範な現象の統一的説明を可能にした。いや、説明だけではない。驚くべきことに、その体系は未知の現象に対す

    『幻の惑星ヴァルカン』 それはいかにして「発見」され、いかにして葬り去られたのか - HONZ
    rajendra
    rajendra 2017/11/10
    "ニュートン力学とルヴェリエの洞察力に対する人々の揺るぎない信頼。そして、われこそが新惑星の発見者たらんとする功名心、である。かりにそれらがなかったとしたら、存在しないものが「発見」されることもなかっ
  • 『PC遠隔操作事件』警察、メディア、犯人、その誰もが踊らされた - HONZ

    事件ノンフィクションと呼ばれるジャンルの醍醐味が、存分に味わえる一冊だ。この事件の何に対して自分が釈然としない思いを抱いていたのか、その正体が嫌というほど見えてくる。その実像は、事件当時に見知っていた情報とは大きく異なる印象があった。 PC遠隔操作事件とは、2012年6月から9月にかけて14件もの殺害・爆破予告がなされた事件である。JAL便の爆破予告から、小学校の襲撃予告、はたまた有名子役や人気タレントグループ襲撃予告までとターゲットは幅広く、世間を震撼させた。 逮捕されたのは、IT関連会社社員で当時30歳の片山祐輔という一人の青年であった。書では、事件発生からの全過程を克明に記録し、事件の中からあぶり出された課題を、今あらためて検証しようと試みている。 書のスタンスが特徴的なのは、この事件当にこれほど騒がれるようなものであったのかという点から出発しているところだ。結局一連の殺害・

    『PC遠隔操作事件』警察、メディア、犯人、その誰もが踊らされた - HONZ
    rajendra
    rajendra 2017/06/27
    "捕まりたくないという気持ちと同時に、自分の存在や犯人が実は自分であることを知ってほしいという相矛盾する2つの気持ち/自己顕示欲があったからこそ事件は起こり、自己顕示欲があったから捕まってしまった"
  • レプロとHSのコンビネーション 清水富美加「全部、言っちゃうね。」 - あざなえるなわのごとし

    ※一応、書影は貼っときますが、現在アマゾンでは買えません 清水富美加を買ってみた。 話題の割に、店頭で大々的に平積みになるわけでもない。 宗教関連、スピリチュアルのところにひっそり置いてあったこの。 書店としては売りたくないが、話題だから扱わないわけにはいかない、といったところかもしれない、 このを買うとお布施になるが……金田一少年買ってる時点でハッピーサイエンス(以下HS)に間接的にお布施してたわけだから……などと自分を調伏し、レジへ。 まず最初に。 ここに書かれていることは人の言葉だという前提でこの記事は進む。 HSが改ざんしてるとか、偽装だとか、疑おうと思えばあらゆる全てを全部ウソだと否定もできる。 しかしその根拠もない。 テレビではよく洗脳とかカルトとか言うが、だからって信じているひとからすれば信じていることが幸せ。 信じているひとから信じているものを取り上げるのがその人に

    レプロとHSのコンビネーション 清水富美加「全部、言っちゃうね。」 - あざなえるなわのごとし
    rajendra
    rajendra 2017/02/22
    "デーブとかテリーなんかは洗脳洗脳言ってれば、新宗教を悪に仕立てたシナリオで満足できるんだろうけど、神にすがって洗脳されざるを得ない状況を作ってしまった大人らの責任ってのはどうなんすかね"
  • 【読書感想】カンプノウの灯火 メッシになれなかった少年たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    カンプノウの灯火 メッシになれなかった少年たち 作者: 豊福晋出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2016/07/02メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 内容紹介 いまや世界最高峰のサッカー選手となったメッシとともに、 かつて名門FCバルセロナの下部組織でプレーした少年たち。 彼らはいま、どこで、いったい何をしているのか―― 将来を嘱望されながらも、道半ばでバルサを去ったかつての少年たちの現在を追う。 メッシになれなかった少年たち――彼は、それぞれの人生を歩んでいた。 書店で見かけて購入。 僕はなぜか、成功したスーパースターよりも、成功に近づきながらも、結果的にうまくいかなかった人たちに魅力を感じてしまうのです。 いや、魅力を感じてしまうというか、共感してしまう。 僕自身が「そちら側」の人間である、ということもあるのでしょうね。 十五年前に撮られた、一枚の写真があ

    【読書感想】カンプノウの灯火 メッシになれなかった少年たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    rajendra
    rajendra 2016/12/06
    "「夢がかなわなくても、しっかりと地に足をつけて生きていくこと」は、十分可能なのだということを教えてくれるノンフィクションです。"
  • トランプ氏勝利で白人労働者層の現状描いた本に関心 | NHKニュース

    アメリカの次期大統領にトランプ氏が選ばれたことを受けて、東京都内の書店にはトランプ氏の支持層とされる白人労働者層の現状を描きアメリカでベストセラーになった回顧録が並べられ関心を集めています。 タイトルは「ヒルビリー・エレジー」、日語で「田舎者の哀歌」という意味で、ヴァンスさんが貧しい暮らしや両親の離婚などを乗り越えて名門大学を卒業し、起業するまでを、失業や貧困にあえぐ地方の白人たちの現状とともに描いています。 回顧録では、大学に合格したヴァンスさんに対し父親が、合格するために「願書で黒人かリベラルのふりをしたのか?」と尋ねるエピソードが紹介されるなど、マイノリティーだけが優遇されているとして、疎外感や不満をつのらせる白人たちの姿が描かれています。 ボストン在住のエッセイストで、大統領選挙を取材した渡辺由佳里さんは「白人労働者層は、自分たちだけが社会から取り残されていると不満を抱き、トラン

    トランプ氏勝利で白人労働者層の現状描いた本に関心 | NHKニュース
    rajendra
    rajendra 2016/11/12
    "合格するために「願書で黒人かリベラルのふりをしたのか?」と尋ねるエピソードが紹介されるなど、マイノリティーだけが優遇されているとして、疎外感や不満をつのらせる白人たち"
  • アメリカSF界におけるレジェンド作家の饒舌な短篇集──『死の鳥』 - 基本読書

    死の鳥 (ハヤカワ文庫SF) 作者: ハーラン・エリスン,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/08/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るなんとも饒舌な短篇集である。 著者のハーラン・エリスンについては帯にでっかく「華麗なるSF界のレジェンド再臨!」と書いてあり、最初凄い煽るなあと思ったが実際その名に恥じぬ実績(作家としてのパフォーマンス、作品の受賞歴/質、武勇伝)を持っている作家である。 なんてわかったように書いているが、僕はそうした、エリスンをレジェンドだ! と当然のように認識していた読者の熱狂を体験しているわけではない。現時点で他に唯一の単独訳書である『世界の中心で愛を叫んだけもの』を読んだときも、レジェンドだとはまったく知らずに読んでいた。今回あらためて彼の作品や、刊行と同時に沸き起こってきたエリスンの思い出話や国での受容のされ方などを読ん

    アメリカSF界におけるレジェンド作家の饒舌な短篇集──『死の鳥』 - 基本読書
  • 「Jリーグの功労者」今西和男はなぜ、不当な仕打ちで排除されたか? - スポーツ - ニュース

    「不当な政治介入により、今西さんとスタッフの人生は大きく傷つけられた。この事実をほとんどの人が知らないんですよ」と語る木村元彦氏 「作者はきっと、正義漢なのだろう」 木村元彦(ゆきひこ)という書き手の作品を読むと、多くの人がそう想像するに違いない。 木村の名著として知られる『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』、ベストセラーになった『オシムの言葉』、我那覇(がなは)和樹のドーピング冤罪事件を掘り下げた『争うは意ならねど』など、いずれの作品も埋もれかけた事象や人物に光を当てている。 するとそこに、仰天すべき事実が鋭い観察力と粘り強い取材力によって暴き出されるのだ。木村は書き進める中、“悪玉”に一太刀を浴びせ、返り血に赤く染まりながら、さらに剣を振る。最新刊『徳は孤ならず』も、その“斬撃”は冴え渡る。 ―木村さんは政治、民族、差別など様々なジャンルを書かれています。その中で、サッカーを描く

    「Jリーグの功労者」今西和男はなぜ、不当な仕打ちで排除されたか? - スポーツ - ニュース
    rajendra
    rajendra 2016/08/09
    "Jリーグの大河正明ライセンサーがクラブライセンスの交付を盾に行政を脅して今西さんを解任させた"
  • 人気声優・池澤春菜さんが語るSFの魅力「SFだから届く、物語がある」 | ほんのひきだし

    声優、歌手、また近年は「朝日新聞」や「の雑誌」で書評を担当するなど文筆家として活躍する池澤春菜さん。新刊『SFのSは、ステキのS』は大のSF好きとして知られる池澤さんの、SFへの愛が詰まった一冊。新刊とSFの魅力についてお話を聞いた。 池澤春菜は声優である。しかしてその実態は、SFを始めとする趣味への道まっしぐらのオタク女子であり、なんぴともその行動を阻むことはできないのだ。SFマガジン連載時のcocoのマンガに加え五百項目に及ぶ「ステキな用語集」を書き下ろしたエッセイ集。 (ハヤカワ・オンライン『SFのSは、ステキS』より) 『SFのSは、ステキのS』は、外見も中身も濃い一冊 ―新刊『SFのSは、ステキのS』は表紙からしてSF感満載でインパクトがありますね。 池澤春菜(以下、池澤):『乙女の読書道』と同じデザイナーさんなのですが、今回は表紙もガツッとSFにしましょうと。ウィリアム・ギブ

    人気声優・池澤春菜さんが語るSFの魅力「SFだから届く、物語がある」 | ほんのひきだし
    rajendra
    rajendra 2016/07/11
    センスオブワンダーなコメント。>異文化の中でがんばっている人たちがいる。そう捉えると、舞台がアメリカ大西部でもアルファ・ケンタウリでも、そんなに変わらない気がするんです。
  • この現実を直視せよ 『万引き老人 「貧困」と「孤独」が支配する絶望社会』 - HONZ

    老人の万引きが増加しているというのは聞いたことがあった。しかし、まさか、ここまでとは思っていなかった。驚いただけではなく哀しくなってしまったが、こういう現実を直視せずに現代社会を論じることはできないはずだ。 あちこちのスーパーに出向く保安員、現役の万引きGメンによって書かれた実録集である。20件あまりの事例が紹介されているが、それぞれに、あきれるような、腹立つような、そして、泣きたくなるようなドラマがある。 金額がいちばん少ない事件は、被害金額54円。売り場にあったコロッケを半分べてしまった老人による万引きである。やせこけた81歳のホームレス男性が、ひもじさに負けて、店内でぱくっとやってしまったのだ。所持金はゼロ。 『ごめん、一銭もない…』と語る老人に名前を書かせても、波打っていて読めない。生活保護を受ければいいのにと諭しても、金に困った時に高利貸しに売ってしまったので戸籍がないという。

    この現実を直視せよ 『万引き老人 「貧困」と「孤独」が支配する絶望社会』 - HONZ
    rajendra
    rajendra 2016/06/14
    "悲しいかな、身元を引き受けに来た妻に、警察署を出たところで離婚を宣言された。万引きは法に背くだけでなく、家族関係をも引き裂いてしまうこともあるのだ。"
  • 『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている - HONZ

    SNSに功罪はあれど、「共感をベースにした評判社会」という言葉には何か否定できないものがある。他人の喜びや悲しみといった感情に寄り添うことができ、周囲からどのように思われているか可視化される状態であれば、さぞかし理想的な社会になるはずだ。 しかし、実態はどうだろうか。人々のつながりは誹謗中傷や負の感情を運ぶ時の方が勢いが強く、よりスキャンダラスな方向へと向かっているような印象も受ける。ならば、世の中は「共感をベースにした評判社会」とは違う方向へ進んでいるのだろうか? 書はこのような疑問に対して、明快に回答する。むしろ、これは共感をベースにしているからこその動きであると説くのだ。驚くのはそのメカニズムを、1942年と1950年に起きた2つの冤罪事件(浜松事件と二俣事件)、そして1759年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』という2種類の要素から解き明かしていることだ。 なぜ、SNS

    『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』悲劇への道は、共感の心で敷き詰められている - HONZ
  • 「科学と信仰」の葛藤を描いたオカルティックSF──『彼女がエスパーだったころ』 - 基本読書

    彼女がエスパーだったころ 作者: 宮内悠介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/04/20メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る主にボードゲームを扱ったデビュー作『盤上の夜』以後、新作を出す度に「今度は火星で精神医学!」「今度は音楽か!」と随分とかけ離れた題材を扱ってきた宮内悠介さんだが今回はなんと疑似科学を扱った全6篇の連作短篇集である。これがとてつもなく居心地の悪い、割り切れない世界を描きながらも──最後は見事に抱擁してみせる作品で、『ヨハネスブルグの天使たち』以来3年ぶの短篇集ということもあって「やっぱ宮内さんめちゃくちゃ短篇を書くのうまいなあ」と大満足した一冊である。 全体のざっとした紹介 全体をざっと紹介すると、第1篇「百匹目の火神」は火の使用を覚えた猿が、その技術を伝え各地を歩くことで猿たちが放火を始めたら──という共時性を扱った短篇。第2篇は容易

    「科学と信仰」の葛藤を描いたオカルティックSF──『彼女がエスパーだったころ』 - 基本読書
  • 図書館司書おすすめの絵本リストをオープンデータとして公開しました。 | 生駒市公式ホームページ

    生駒市図書館では、司書が選んだ年齢別のおすすめえほんのリストを発行し、対象家庭に配布していますが、より多くの人にこのブックリストを活用し読書に親しんでいただくため、オープンデータとして公開します。一冊ずつに司書による書評が付いていますので、様々なシーンで活用していただくことができます。 「おすすめの」はこちらをご覧ください。(別ウインドウで開く)

    図書館司書おすすめの絵本リストをオープンデータとして公開しました。 | 生駒市公式ホームページ
  • 『バイエルの謎 日本文化になった教則本』文庫解説 by 最相 葉月 - HONZ

    小学生の頃、同じマンションに住むピアノの先生の家に週に一回、通っていた。自分の家にピアノがないのに習うというのは、今考えるとかなり無謀な挑戦だった。練習に使用したのは、赤い表紙のバイエル教則。正直、つまらなかった。赤を終えると黄色になったが、依然としてつまらなかった。同じことの繰り返しで飽き飽きした。 少し楽しくなってきたのは、父親が電気オルガンを買ってくれてから。発表会に向けて課題曲も決まった。テオドール・エステン作の「人形の夢と目覚め」。静かでゆったりとしたメロディーで始まり、途中から軽やかなテンポに変わる。まさに眠りから覚めた人形が突然踊り出すような可愛らしい曲だった。 転居先の町でも引き続きピアノ教室に通った。だが、私のピアノはここで練習したチェルニー教則で終わる。シャープやフラットの数が増えてわけがわからなくなったためだ。いや、もっと決定的な理由がある。ラジオから流れてきたビ

    『バイエルの謎 日本文化になった教則本』文庫解説 by 最相 葉月 - HONZ
    rajendra
    rajendra 2016/03/08
    "「世界中で私だけがバイエルの正しい誕生年月日を知っている」という優越感。どんな仕事であれ、真相究明のために歩き回った経験のある者なら思わず共感してしまうくだりだ。"
  • 失敗の本質ーエネルギー版『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 - HONZ

    国際政治経済のゲームのルールが変わりつつある。シェール革命により自国でエネルギーをまかなえるようになったアメリカは、中東の石油に依存する必要がなくなり、不安定化する中東情勢に介入しなくなった。 かつての世界の警察官が興味を失い、ますます混迷を極める現在の中東。一方で、資源の乏しい日はそんな不安定な地域にエネルギーの大部分を依存しつづけている。アメリカによる中東地域の安定が保障されない今、日は国家として戦略的にこのエネルギー問題に対処すべきである。 この絶妙なタイミングで、過去の日のエネルギー問題を振り返る書が発刊された。今や「エネルギー界の池上彰」と称されるエネルギー専門家によるエネルギー版 失敗の質論である。太平洋戦争時、なぜ日は石油を求めて戦争へと突入したのか。過去の失敗から学ぶべきことは多い。 太平洋戦争前後のエネルギー関連資料を読み漁った著者はこう語る。 太平洋戦争に突

    失敗の本質ーエネルギー版『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 - HONZ
    rajendra
    rajendra 2016/02/15
    "エネルギーリテラシーが低かった日本は、腰を据えてエネルギー問題に取り組まず、場当たり的な対応の末に太平洋戦争へと突入してしまった、と著者は指摘する。"
  • 職業をRPG風に描いた書籍『日本の給料&職業図鑑』が熱い「何コレかっこいい」「ソシャゲできそう」

    のん先生中国語·台湾華語 @nonkorori 旦那が、このめっちゃ売れてて面白いよとかって買ってきた。自分の職業イラストがカッコよくて喜んでいた。 個人的には郵便局員が好みです。 「運命という名の手紙を届ける時、2度ベルを鳴らす」 pic.twitter.com/eRtlUVfrFC 2016-01-23 08:41:06

    職業をRPG風に描いた書籍『日本の給料&職業図鑑』が熱い「何コレかっこいい」「ソシャゲできそう」
  • 『博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか』 サカキシンイチロウ - ふにやんま ー 世界の小所低所からー

    『博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか』 サカキシンイチロウ(2015) 博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか 作者: サカキシンイチロウ 出版社/メーカー: ぴあ 発売日: 2015/12/16 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 博多うどんの探求に執念を燃やす、ふにやんまです。 注)博多うどんがピンとこないかたは過去の拙稿をご参照ください。 funiyanma.hatenablog.com 書が博多うどんファンにとって画期的なのは、 ①「半径1時間30分のビジネスモデル」という副題から分かるように、単なる博多うどん好きの素人(私ですね)ではなく、飲コンサルタントの手によるルポである。 ②博多うどんに対して冷静な判断力を失っている、福岡在住のフリーク(私ですね)とは異なり、客観性・公平性が保たれている。 ③地元でも謎の多い「牧のうどん」内部をきっちり取材した初

    『博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか』 サカキシンイチロウ - ふにやんま ー 世界の小所低所からー
    rajendra
    rajendra 2016/01/13
    牧の、かろの、資さん、ウエストまで。
  • 『慟哭の谷――北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』惨劇から100年 - HONZ

    獣害史上最悪として知られる「北海道三毛別羆事件」。死者8人を出したこの惨劇が起きたのは、大正4(1915)年。時は第一次世界大戦下、この地に入植していた人々を恐怖のどん底にたたき落したのは、体重300キロをゆうに超す巨大な人喰い羆であった。 書は営林署に勤務していた著者が、事件後46年目に当地区の担当になったことをきっかけに、生存者や遺族、討伐隊に参加した人たちから入念な聞き取り調査を行った記録である。書の内容は、吉村昭によって『熊嵐』として小説化もされている。 12月――野山一面が雪に覆われ、ヒグマは森で冬の眠りについている……はずだった。最初の犠牲者が出たのは、開拓部落の太田家。寄宿していた男が家に戻ると、男の子が座ったまま眠っている。呼びかけても返事がないので肩を揺すったとき、男の子は喉の一部を鋭くえぐられ、こと切れているのに気がついた。一緒に留守番していたはずの、この家のもい

    『慟哭の谷――北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件』惨劇から100年 - HONZ
  • 新刊『都市の舞台俳優たち―アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって―』が検証、東京は小劇場の観劇人口が多いのではなく、チケットノルマを抱えた俳優15,000名が互いに観合っているだけ | fringe blog

    この記事は2015年6月に掲載されたものです。 状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。

    rajendra
    rajendra 2015/06/29
    市場規模が小さく、また観客とプレイヤーが近しいという構造の興行形態について。
  • 井上達夫『リベラルのことは嫌いでも・・・』を読んでしまった | 中東・イスラーム学の風姿花伝

    駒場の東大の生協で発売されたばかりのこれを買ってきた。 『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください--井上達夫の法哲学入門』(毎日新聞出版) 「タイトルがね〜」とくさしながら読み始めたが中身がすごく真摯でかつ単刀直入なので引き込まれてしまって、タイトルなど気にならなくなった。いや、当に、リベラリズムのことは嫌いにならないでください、と心の底から思った。 (「人文系の先生のことは嫌いでも、人文系学部は社会に必要だから嫌いにならないでくださ〜い」とか応用が効くような気もしてきた) この著者は、私が大学に入った頃、1・2年の教養学部の頃に『共生の作法』(創文社、1986年)を読んで以来、が出るたびに買って読んできた。 思い出深いのはやはりこれでしょうか。こののインパクトはすごかった。 『他者への自由―公共性の哲学としてのリベラリズム』(創文社、1999年) その当時

    井上達夫『リベラルのことは嫌いでも・・・』を読んでしまった | 中東・イスラーム学の風姿花伝
    rajendra
    rajendra 2015/06/18
    "根本的に、広く深く考え抜いた数少ない知性による、時に突飛にも見える問いかけを十分に聞き取り、そこから社会が民主的制度の中で判断していくということだと思います。"