【カイロ共同】イスラエル軍によるイエメンの親イラン武装組織フーシへの空爆で、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は26日、自身を含むWHO関係者らが滞在していた空港が攻撃を受けたと明らかにした。無事だという。
11月8日(金)の深夜、「アムステルダムでサッカーファンが暴徒化してイスラエル人が襲われた」的な話が流れてきた。まるでアムステルダムでユダヤ人標的のテロ計画でもあったかのような書きぶりの記事もあったが、何があったのか、具体的に中身を見てみたら、そういう話ではなかった。 もはや「フェイクニュース」などということばを誰も使わなくなった今、こういうことが白日のもとで起きている。しかも「欧米」が主導している。日本で盛り上がる「背後にロシアの影」云々のたわごとすらも出る状況にない。 唖然とするよりない。 以下、とても長い。あと、今回は英文法解説もある。 ■目次■ イスラエルの軍事攻撃で標的とされているガザ地区のスポーツ UEFAもFIFAもIOCも、ガザ地区でアスリートが殺害されていることはスルーしている アムステルダムでのフーリガン暴動 マッカビ・テルアビブFC 追記 襲い掛かっているのはテルアビ
イスラエル軍の攻撃を受けた建物=29日、パレスチナ自治区ガザ地区北部ベイトラヒア /AFP/Getty Images (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区北部ベイトラヒアに対する空爆で少なくとも93人が死亡した件で、イスラエル軍は、現地に当時これほど多くの人々がいた理由について「理解に努めている」と述べた。 ガザの保健省によれば、29日に複数階の建物に対してイスラエル軍の空爆があり、子ども25人を含む少なくとも93人が死亡した。これは、イスラエル軍が最近ガザ北部で実施している空爆の中で最も死者数の多い攻撃の一つとみられており、人権団体などから非難の声が上がっている。 イスラエル軍の報道官はCNNの取材に対し、空爆時、現地にこれほど多くの人々がいた理由について理解に努めていると語った。報道官は、民間人に対しては数週間前に避難を指示していたと述べた。 報道官によれば、イスラエル軍は現地で発見し
架橋伊和夫 私がイスラエルの人々と仕事上の関りを継続的にもったのは、2009年から2011年ごろのことだった。イスラエル北部のナハリヤという町に2週間ほど滞在したこともある。仕事の詳細はここには記さない。イスラエルの国に、イスラエルの人たちに、ユダヤ教徒の人たちに、私が感じたことをここに書こうと思う。私が感じたことは、すべてのイスラエル人には当てはまらないかも知れない。だってそこにはいろんな人がいたから。いろんな考えや思いを持つ人が日本にもいるように、いろんなイスラエル人が本当にいた。バラツキはあるかも知れないが、総じてこんな感じだったと、私が思う範囲を述べたいと思う。 イスラエルは人種の坩堝だ。もはや知っているかもしれないが、ユダヤ人というのはユダヤ教を信じている民であって、ヨーロッパ人もいればアラブ人も黒人も、そしてロシア系の人もいた。ただ、ユダヤ教徒というのは独特の共通した目つきとい
This article was originally published in +972 Magazine, in partnership with שיחה מקומית (Local Call). Read the original article. 2024年6月上旬、中東メディア「アルジャジーラ」によって、「簡易処刑」と呼ばれるものの実態を暴露する痛ましい映像シリーズが放送された。そこには、イスラエル兵がガザ地区の海岸沿いを歩くパレスチナ人を射殺する場面が3つ含まれていた。そのいずれにおいてもパレスチナ人側は丸腰で、兵士に危害を加えようとしている様子もなかった。 ジャーナリストによるこうした映像が世に出ることはまれである。しかし、こうした安全上の合理性がいっさいない「処刑」は、「+972マガジン」と「ローカル・コール」の取材に応じた、ガザでの従軍をこの数ヵ月中に終えたばかりの6人
今年1月末、パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍の攻撃を受けた車に取り残され、電話で助けを求めていた6歳の少女ヒンド・ラジャブちゃんが、12日後に遺体で発見され、彼女の救助に向かった赤新月社の救急隊員2名も死亡した事件が改めて注目を浴びている。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、今月19日の声明でヒンドちゃんと彼女の家族、救急隊員2人の殺害を戦争犯罪であるとし、当時イスラエル軍は現場にいなかったとするイスラエル側の主張を「受け入れられない」と非難した。 〇避難しようとしていた一家を皆殺し 6歳の少女の非業の死は、アラブ/イスラム諸国の人々に衝撃を与えたにとどまらず、イスラエルに軍事支援する米国で、各地の大学での若者達の抗議活動も大きな影響を及ぼし、若者からの支持の急落は、バイデン米国大統領が再選を目指した今秋の大統領選からの撤退する一因にもつながった。 ガザ中心部ガザ市で、今年1月2
ファタハのマフムード・アルール副議長(左)、中国の王毅外相(中央)、ハマス幹部ムーサー・ムハンマド・アブー・マルズーク氏=23日、北京/Pedro Pardo/AFP/Getty Images 香港(CNN) パレスチナ自治政府の主流派ファタハと自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが対立をやめて和解し、団結を強化するとの合意に署名した。中国国営中央テレビ(CCTV)が23日に伝えた。 北京では21日から、中国の仲介でパレスチナの14党派による和解交渉が進められていた。 中国の王毅(ワンイー)外相によると、交渉ではパレスチナ人を代表する唯一の正統な勢力はパレスチナ解放機構(PLO)との見解で一致し、戦後のガザ統治や暫定的な国民和解政府の設立でも合意した。 PLOに所属しないハマスの役割や、合意による直近の影響は不明。 イスラエルはガザ地区での戦闘でハマスを壊滅させると宣言しているが
(CNN) 米AP通信は21日、パレスチナ自治区ガザ地区の映像中継がイスラエル当局によって遮断され、機材も押収されたと明らかにした。同通信は「イスラエル政府による外国メディアを規制する法律の乱用」だと主張している。 同通信は声明で「イスラエル政府の行動を最も強い言葉で非難する」と述べ、機材の返却と映像中継の即時再開を要求した。中継は世界中の多くのマスコミに重要な映像ジャーナリズムを提供していると同通信は指摘している。 イスラエル軍はガザ周辺を定期的に「封鎖軍事区域」に分類し、行き来を制限している。 イスラエルとエジプトはガザ入りを制限している。そのため、世界のマスコミはガザから報道することが難しく、AP通信の映像中継はガザの様子を知る手段となっていた。 CNNはAP通信と外国人記者協会(FPA)にコメントを求めている。 イスラエルは今月5日にカタールの衛星放送局アルジャジーラのイスラエル国
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区北部のガザ市で2月29日未明、支援物資を受け取ろうと集まった住民ら100人以上が死亡、700人が負傷する惨事が起きた。現場で何が起きたのかについて、ガザ側とイスラエル側の説明は食い違っている。CNNは独自に22人の目撃者から証言と映像を集めた。 ジハード・アブワトファ氏(27)はガザ市の海岸に立っていた時にイスラエル軍の戦車が近づいてくるのを目撃し、携帯電話で撮影を始めた。 目の前を銃弾が次々に通り過ぎていく。周囲では数百人のパレスチナ人が支援物資を待っていた。ガザ北部では、1カ月前から途絶えていた物資搬入が再開したばかりだった。 CNNが取材した住民ら22人のうち、多くは家族に食べさせるものを探して市外から来ていた。支援トラックの車列がイスラエルに指定された南北ルートの検問所を通過したのと同時に、イスラエル軍が群衆に向かって発砲を始めたと、住民らは振り
Smoke rises after Israeli airstrikes in Beit Lahia, in the northern Gaza Strip, December 28, 2023. (Yonatan Sindel/Flash90) In 2021, a book titled “The Human-Machine Team: How to Create Synergy Between Human and Artificial Intelligence That Will Revolutionize Our World” was released in English under the pen name “Brigadier General Y.S.” In it, the author — a man who we confirmed to be the current
(CNN) 中東のテレビ局アルジャジーラの記者と同僚の男性2人が、パレスチナ自治区ガザ北部のシファ病院で18日未明にイスラエル軍に急襲され、12時間にわたって拘束されたと訴えている。 CNNの取材に応じたアルジャジーラのイスマイル・アルグール記者は、雨が降って寒かったにもかかわらず、下着姿にされて目隠しされた状態で12時間にわたって拘束されたと証言した。 同僚のアフマド・アルハラジン氏は「我々が座っていたところ、いきなり(イスラエル軍に)襲撃されて逮捕された。神に守られ、我々は解放された」と話している。 アルジャジーラは18日、アルグール記者らが拘束されて激しい暴行を受け、別の場所へ連行されたと発表した。 もう1人の同僚のサメル・タラジ氏は、午前2時ごろにいきなりイスラエル軍がやって来たと証言。「我々は休憩室にいた。(病院を)襲撃した彼らはこの部屋に入って我々を取り押さえ、12時間以上も拘
ディスプレイには「WE WON'T STOP」の文字も 問題となっているのは、外務省公式Xの「2月28日、辻外務副大臣は、訪問先のイスラエル で、先般訪日したビンノン外務省政務局長との会談も踏まえ、カッツ外相と会談しました」という投稿だ。 ポストに記載された外務省公式サイトの報道発表ページには、辻外務副大臣がカッツ外務大臣に対し、「ガザ地区の危機的な人道状況を深刻に懸念しているとした上で、人道支援活動が可能な環境を確保し、また人質の解放につながるような人道的停戦が速やかに実現し、そして、持続可能な停戦が実現することを期待している」こと、「我が国は二国家解決を一貫して支持しており、両当事者の交渉によってのみ、和平が実現できると考えているとする日本の立場」を述べたことなどが記されている。 投稿には会談の様子を写した写真も添えられた。テーブルに座る出席者一人ひとりの前に切り分けられたスイカが置か
パレスチナ国家に関わる「国際的な指図」を拒否するとしたイスラエルのネタニヤフ首相/Ronen Zvulun/Pool/Reuters (CNN) イスラエル首相府は17日までに、パレスチナ国家樹立に関する一切の話し合いを当分は拒絶する意向を示した。 報道担当者が会見で述べた。「今はパレスチナ人に対する贈り物について話すべき時ではない」と主張した。 バイデン米政権と少数の中東諸国が現在、早ければ今後数週間内に発表される可能性がある包括的な和平案を取りまとめているとの米紙ワシントン・ポストの報道にも触れ、「ここはイスラエルである。我々はまだ、昨年10月7日に起きた虐殺の余波の中にある」と指摘。 「今は勝利を目指す時期である。(イスラム組織の)ハマスに対する全面的な勝利だ」とし、「ハマス後」の日々についての全ての話し合いはその日々が到来した後にあるだろうとも述べた。 バイデン米大統領は、イスラエ
「収容所から解放されたとき、父の体重は32キロでした」 両親がナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺「ホロコースト」を生き抜いたという、77歳のユダヤ人男性は、50年以上にわたってパレスチナの人たちのために声を上げ続けています。 その原点は建国まもないイスラエルで10歳の時に経験した、ある出来事にありました。 (ロンドン支局記者 松崎 浩子) アウシュビッツから生還した両親 イスラエル出身のユダヤ人、ハイム・ブレシートさん(77)。 イギリスでパレスチナ人との連帯を掲げるユダヤ人団体の共同代表を務めています。 ハイム・ブレシートさん ブレシートさんの両親は、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺「ホロコースト」の生き残りでした。 600万人を超えるユダヤ人が組織的に殺害され、世界史上、例のない大虐殺とされるホロコースト。ポーランドに住んでいたブレシートさんの両親も1944年、アウシュビッツ
パレスチナ自治区ガザ地区の保健省は13日、2023年10月7日以降のパレスチナ側の死者数が2万3843人、負傷者が6万317人に上ったと明らかにした。保健省によると、ガザの市民の20人に1人が死傷者…
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