サーバー分野への進出を果たすARMアーキテクチャ クラウドや仮想化の活用が進み、高密度なサーバーが必要とされる中で、低消費電力サーバーの動向についても注目が集まっているが、11月1日(米国時間)に、米HPが低消費電力サーバー「Moonshot」プロジェクトを発表した。 Moonshotプロジェクトでは、低消費電力のARM CPUを使用して、従来のサーバーよりも最大89%の省電力化、94%の設置面積縮小、63%のコスト低減を目指しているという。特に、省電力化により、単位面積あたりでより多数のCPUを搭載できることになる(HPが提供を計画しているプラットフォームでは、1ラックに2800台のサーバーが搭載できるとしている)。 今回は、ARMアーキテクチャを採用した低消費電力サーバーの動向について解説していこう。 ■ARMを使ったHPのサーバー「Redstoneプラットフォーム」 HPでは、Moo