グルジアの首都ツビリシ(Tbilisi)で公務へ向かうベラ・コバリア(Vera Kobalia)経済・持続的発展相(2010年7月3日撮影)。(c)AFP/ZVIAD NIKOLAISHVILI 【7月30日 AFP】(一部訂正)グルジアで今月任命されたばかりのベラ・コバリア(Vera Kobalia)経済・持続的発展相(28)が、ナイトクラブでセクシーポーズを取っている写真がスクープされ、スキャンダルになっている。同相は、写真は10年も前の学生時代に撮影されたもので、現在の職務にはまったく関係がなく「取るに足らないがらくた」だと反論している。 問題の写真は、ナイトクラブとみられる場所で、露出度の高い服装の女性グループと一緒に、同相がきわどいポーズを取っているもの。今週、グルジアとロシアのメディアがいっせいに報じた。ロシアのメディアは、撮影場所はストリップクラブだと思われ、写真は米SNSサ
【モスクワ大前仁】グルジアの野党指導者が今月に入り、相次いでロシアを訪れている。野党側は、08年夏に軍事紛争を起こしたロシアとの関係改善を模索して、「親米反露」の立場を取るサーカシビリ大統領をけん制する狙いのようだ。 グルジアの有力野党指導者のブルジャナゼ前国会議長は今月5日にモスクワを訪れ、プーチン首相と会談した。ブルジャナゼ氏は席上「ロシアは大国の一つであり、正常な対露関係は重要だ」と発言。プーチン氏も「関係改善を望む人たちとの間ならば、紛争以前の関係に戻せるかもしれない」と訪問を歓迎した。別の野党指導者であるノガイデリ元グルジア首相も9日からロシアを訪問した。 ブルジャナゼ、ノガイデリ両氏は04年に誕生したサーカビシリ政権で要職を務めたが、後に野党指導者に転じた。特に「民主運動・統一グルジア」の党首を務めるブルジャナゼ氏は、13年に予定される次期大統領選の有力候補の一人。同氏がロシア
【モスクワ=副島英樹】ロシアのメドベージェフ大統領は17日、2008年夏にグルジアからの独立を承認したアブハジア自治共和国のバガプシ大統領とモスクワで会談した。両首脳出席のもと、ロシア軍基地の設置など10の合意協定が署名された。アブハジアの独立の既成事実化が進むと同時に、ロシアの影響力はいっそう強まることになる。 インタファクス通信によると、軍事基地の司令部は黒海に面したグダウタに置かれ、兵員は1700人規模。駐留期間は49年。 これに対し、グルジア外務省は同日、「占領されたグルジアの領土に自らの軍事プレゼンスを強めようとする試みだ」と、ロシアを批判する声明を発表した。アブハジアと、同じく08年にグルジアからの独立をロシアが承認した南オセチアをめぐっては、欧米は独立を認めていない。
【ニューヨーク=松尾理也】グルジア紛争に関する独立調査委員会の報告書をめぐり、委員のひとりがこのほど、「民主主義を広めるとの大義を掲げた米国のブッシュ前政権が、サーカシビリ・グルジア大統領にあまりに肩入れしすぎたため、戦争をやめさせるだけの政治的影響力を失ってしまったのが紛争の根本原因」との指摘を米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に寄稿した。 「報告書から欠落したもの」と題されたこの寄稿では、調査委メンバーのヒンメルライヒ委員が「報告書は米国が果たした決定的な役割についての分析が欠けている」と指摘。この部分の正しい総括と分析なしには、紛争の真の原因は説明できないと述べた。 寄稿によると、発足当時はクリントン前政権のグルジア政策を踏襲していたブッシュ政権だったが、2001年の米中枢同時テロ以降、大きく転換。同国を「テロとの戦い」のパートナーに位置づけるとともに、テロ後に米国外交の主要方針の
グルジア・南オセチア(South Ossetia)自治州のツヒンバリ(Tskhinvali)近郊でロケット弾を発射するグルジア軍(2008年8月8日撮影)。(c)AFP/VANO SHLAMOV 【10月1日 AFP】前年8月のグルジア紛争の原因を調査する独立委員会は9月30日、紛争勃発の原因は独立を主張する南オセチア(South Ossetia)自治州にグルジアが攻撃を仕掛けたことだと結論付ける報告書をEUなどに提出した。 約1150ページにのぼる報告書は、「2008年8月7日夜から8日にかけて、(南オセチアの州都)ツヒンバリ(Tskhinvali)とその周辺地域にグルジア軍が大規模な攻撃を仕掛けたことで、紛争が始まった」と指摘。南オセチア攻撃はロシア軍の戦車の侵略に対する措置だとするグルジアのミハイル・サーカシビリ(Mikhail Saakashvili)大統領の主張と矛盾する結論を導
(CNN) グルジア内務省は5日、北大西洋条約機構(NATO)の軍事演習開始を翌日に控え、軍部が計画していたクーデターを阻止したと発表した。 内務省によると、クーデター計画には首都トビリシ近郊にある軍事基地の約500人がかかわっていたが、直ちに制圧された。これまでに1人を逮捕、もう1人の行方を追っている。いずれも1990年代に国防省の高官だった人物だという。 クーデターはNATO軍事演習に支障をきたすほどの規模ではなかったと内務省は言明。計画に外部が絡んでいたことを示す直接的な証拠はないとしている。 NATO軍事演習は6日から1カ月の予定で行われるが、ロシアはこれを「挑発的行為」とみなし、反発を強めている。
毎日新聞などと会見するグルジアのグリゴル・バシャッゼ外相=東京都のホテルオークラで2009年3月11日、杉尾直哉撮影 訪日中のグルジアのバシャッゼ外相は11日、東京都内で毎日新聞などと会見。昨年8月のグルジア紛争以降、ロシアが一方的に独立承認した南オセチアとアブハジアについて、「1万6000人以上のロシア兵が配備され、両地域内の計5カ所に軍事基地を拡張しようとしている。ロシア側は戦争を終わらせていない」と述べ、ロシアに対する強い懸念を表明した。 紛争後、ロシアとの関係を冷却化させた北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)が、最近になって対露関係修復に向けて動き出したことについて、外相は「グルジア問題が不問に付されるわけではない。ロシアが西側と関係を深めれば、文明国の行動様式を学び、国際法を尊重し始めるかもしれない」と述べ、グルジアとして異を唱えない考えを示した。 外相はまた「紛争後の
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