広告を載せるメディアの様式に広告スタイルを合わせる「ネイティブ広告」で、「広告」「PR」表記の必要性を巡って議論が起きている。 では「広告」と書くと閲覧者は離れてしまうのか。月間30億PV(ページビュー)、7500万人が訪れるLINE(東京都渋谷区)の「NAVERまとめ」で記事体裁の広告を配信できる「スポンサードまとめ」では、ページ冒頭に提供企業名を明記している。料金は15万PV保証で250万円から。年間180本ほど広告を配信し、5本に1本は100万PVを超える。 昨夏公開したP&Gのクルマ専用消臭芳香剤の広告は、車内空間の演出をモテテクとして紹介したことで、500万PVに迫る勢い。P&Gの広告が軒並み上位を占めているのは、同じ広告を継続出稿することで、NAVERまとめでスポンサードまとめを紹介する「おすすめまとめ枠」からの動線を強化しているためだ。 LINE側で制作している広告メッセージ