アルピナのラインナップの中で、最新のB3 ツーリングはイチオシ。アルピナのこれまでを知っていれば、突飛な主張には聞こえないだろう。 B3 ツーリングは、すでに白眉のBMW M340iへ、アルピナ流の徹底的なアップデートが施されている。実際は、それ以上の仕上がりでもある。 アルピナB3 ツーリング(英国仕様) アルピナが目指すところは、現実世界でM3に並ぶ俊足モデルを生み出すこと。一般道でのマナーやドライバビリティは向上させつつ、ルックスには大きな手は加えられていない。 アルピナB3には、ステーションワゴンのツーリングと、サルーンが用意される。ニュルブルクリンクでABSなどの微調整も受けているが、一般道重視のセットアップだ。 もちろん一般道とは、ドイツ郊外の道。区間によっては速度制限のないアウトバーンなら、300km/hでも走れる。 新しいB3の特長の1つが、サーキットに対する親和性。Mモデ